おもちゃを持ってきた猫への理想的な応え方
筆者は留守にすることが多かったこともあり、普段おもちゃは猫が開けられない引き出しの中にしまっていました。そのため、愛猫がおもちゃを咥えて持ってくることはあまりありませんでした。
しかし、おもちゃをしまってある引き出しを覚えていて、遊びたくなると引き出しの前に行き、取っ手に前足をかけながら筆者に向かって鳴き声で呼びかけてくることが多かったです。このことからも、猫は飼い主さんがおもちゃを操って一緒に遊んでいることを認識していて、「一緒に遊ぼう!」と働きかけることがあるのは間違いないでしょう。
愛猫がおもちゃを持ってくる心理には、ご紹介したような複数の気持ちが考えられますが、いずれにしても、ポジティブな反応を返すことが好ましいでしょう。時間に余裕があるときには、ぜひおもちゃで一緒に遊びましょう。時間がないときでも、「ありがとう!」とポジティブな反応をしながら、おもちゃを受け取りましょう。
しまっておいたおもちゃを持ってきてしまった場合でも、叱るのはよくありません。外に自由に出られるような生活をしている猫の場合、本物の獲物を持ち帰ることがありますが、その場合も叱らずに受け取り、猫が見ていないところでそっと片付けるようにしましょう。
まとめ
愛猫のおもちゃをどのように管理されているかによっては、愛猫がおもちゃを持ってくるシーンがあまりないご家庭もあるかもしれません。しかし、投げたおもちゃを追いかけて咥え、飼い主さんの元に戻っては「もう1回!」と催促する猫もいるでしょう。
おもちゃを持ってくる場合の猫の心理としては、一緒に遊びたい、自慢、教育、プレゼントなど、複数が考えられますが、いずれの場合も飼い主さんと積極的に触れ合いたいという気持ちが表れています。
くるくると変化する愛猫の「気分」も考えながら、上手に愛猫との仲を深められるような対応をして、家族の絆を深めましょう。

