そんな話題の『親に捨てられた私が日本一幸せなおばあちゃんになった話』の作者であるゆっぺさんに、漫画制作について話を聞いた。

本作では、ゆっぺさんの祖母“キヨさん”の幼少期からの実話が描かれている。ある日突然、父を亡くしたキヨは叔母夫婦のもとへ連れて行かれる。最初はたくさんご飯が食べられる環境を喜んでいたものの、「大飯食らいで金がかかるからいらないんだって。だから叔母ちゃんがもらってあげたんだよ」と聞き、養子に出されたことを悟り絶望する。さらに、意地悪な叔母(養母)のいじめが徐々にエスカレートしていき、キヨはますますつらい日々を送ることに…。



――SNSでいろいろな漫画を連載されていますが、いつもどのようにして漫画自体や話のアイデアを思いつかれているのでしょうか?
昔から、頭の中では常に「漫画のネタになることはないかな」とアンテナを張っていました。印象に残った出来事をきっかけに、そこから物語を膨らませていくことが多いです。最近はそのアンテナが少し壊れかけている気もしますが(笑)。おもしろいと思ったことや気になったことは、忘れないようにノートに書き留めています。
――漫画のアイデアに行き詰まったり、煮詰まってしまったりしたとき、どうやって気晴らししていますか?
考えるのを一切やめて、近所の神社まで散歩に出かけたり、買い物に行ったりします!もし散歩に行く時間がないときは、甘いものを食べるのが一番手っ取り早い気がします(笑)。とにかく無理して続けず、気持ちをパッと切り替えるようにしています。
父の死、養母からのいじめだけでなく戦争も体験するなど、過酷な人生を歩んできたキヨさん。その常に前向きな生き方に、感銘を受ける人は多いはず。まだの人は『親に捨てられた私が日本一幸せなおばあちゃんになった話』をぜひ読んでみて。
取材協力・画像提供:ゆっぺ(@yuppe2)
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