ほしぞらピカチュウのオリジナルグッズもずらり…ポケモン×宇宙の企画展「ポケモン天文台」が大盛況!

ほしぞらピカチュウのオリジナルグッズもずらり…ポケモン×宇宙の企画展「ポケモン天文台」が大盛況!

ほしぞらピカチュウも駆けつけた「ポケモン天文台」が好評開催中!
ほしぞらピカチュウも駆けつけた「ポケモン天文台」が好評開催中! / (C) 2025 Pokemon. (C) Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. ポケットモンスター・ポケモン・Pokemonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。

シリーズ最新作『Pokemon LEGENDS Z-A』の発売初週・全世界販売本数は、Nintendo Switch版、Nintendo Switch 2版(『Pokemon LEGENDS Z-A Nintendo Switch 2 Edition』)の両バージョンで580万本を突破するなど、世界中で爆発的な人気を誇る『ポケットモンスター』。

そんな人気シリーズに登場するポケモンたちの生態と照らし合わせながら、宇宙のさまざまな不思議を楽しく学ぶことができる企画展「ポケモン天文台」が、2025年11月1日から2026年1月12日(月)まで、相模原市立博物館にて開催中。オープニングセレモニーには、同施設の案内役・ほしぞらピカチュウも登場し、会場を盛り上げた。そんな「ポケモン天文台」の見どころを、レポート形式でお届けしよう。

■全5章の構成でポケモンたちと宇宙の魅力に迫る

「ポケモン天文台」は、地球から宇宙に飛び出し、まずは身近な月、太陽、太陽系に迫る。さらに太陽系以外のずっと遠くの世界を見て回りながら、最後は隕石とともに再び地球に帰ってくる……という流れを軸にした、プロローグおよび全5章の展示で構成されている。
「ポケモン天文台」は全5章の構成で展開
「ポケモン天文台」は全5章の構成で展開 / (C) 2025 Pokemon. (C) Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. ポケットモンスター・ポケモン・Pokemonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。

【写真を見る】天体望遠鏡を覗く、ほしぞらピカチュウの立像も展示
【写真を見る】天体望遠鏡を覗く、ほしぞらピカチュウの立像も展示 / (C) 2025 Pokemon. (C) Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. ポケットモンスター・ポケモン・Pokemonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。


順に見ていくと、「プロローグ:ポケモン天文台へようこそ」では、ポケモンとともに宇宙の謎を調べる当企画の世界観が説明される。続いて「1章:天文台から宇宙へ」のエリアに足を運ぶと、そこにはスクリーンが設置してあり、DNAポケモンのデオキシスが登場。宇宙を巡る旅の始まりを映像で体感できるようになっている。
スクリーンではデオキシスが登場する映像が放映。宇宙を巡る旅の始まりが体感できる
スクリーンではデオキシスが登場する映像が放映。宇宙を巡る旅の始まりが体感できる / (C) 2025 Pokemon. (C) Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. ポケットモンスター・ポケモン・Pokemonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。


「2章:身近な宇宙に迫る」では、我々にとって身近な宇宙である月や太陽、そして太陽系の惑星の特徴を、ポケモンの生態と照らし合わせながら紹介するコーナーが展開。じしゃくポケモンのレアコイルやじばポケモンのジバコイルとともに太陽の磁場を体験できるコーナーや、各惑星の重力を“モンスターボールを投げたときの飛距離”で比較するコーナーなどがあり、これらも好評だった。
ポケモンたちと太陽の磁場を体験できるコーナー
ポケモンたちと太陽の磁場を体験できるコーナー / (C) 2025 Pokemon. (C) Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. ポケットモンスター・ポケモン・Pokemonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。

各惑星の重力を“モンスターボールを投げたときの飛距離”で紹介するパネル
各惑星の重力を“モンスターボールを投げたときの飛距離”で紹介するパネル / (C) 2025 Pokemon. (C) Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. ポケットモンスター・ポケモン・Pokemonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。


「3章:見えない宇宙を観る」は、目では見えない本当の宇宙の姿にポケモンとともに迫る……といった趣旨のエリアで、星が形成される過程を、星雲→原始星→おとなの星という3つの段階で紹介。各解説の横には、せいうんポケモンのコスモッグ、げんしせいポケモンのコスモウム、にちりんポケモンのソルガレオが並び、視覚的にも形成の流れがわかりやすくなっている。また同エリアには、がちりんポケモンのルナアーラのフォトスポットもあり、こちらで写真撮影を楽しむ参加者も多かった。
星雲の紹介パネルと、せいうんポケモンのコスモッグ
星雲の紹介パネルと、せいうんポケモンのコスモッグ / (C) 2025 Pokemon. (C) Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. ポケットモンスター・ポケモン・Pokemonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。

おとなの星の紹介パネルと、にちりんポケモンのソルガレオ
おとなの星の紹介パネルと、にちりんポケモンのソルガレオ / (C) 2025 Pokemon. (C) Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. ポケットモンスター・ポケモン・Pokemonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。


3章と4章の間には「メテノトンネル」という通路があり、こちらでは、ながれぼしポケモンのメテノとともに隕石も展示。実際に鉄隕石を触ることができるコーナーもあり、それらの解説も併せて確認することで、より深く、隕石への理解を深められるようになっている。
ながれぼしポケモンのメテノとともに隕石を展示
ながれぼしポケモンのメテノとともに隕石を展示 / (C) 2025 Pokemon. (C) Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. ポケットモンスター・ポケモン・Pokemonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。


そうしてトンネルを抜けた先にある「4章:生命の星 地球」のエリアでは、宇宙で唯一、私たちが知る中で生命のいる星である地球にクローズアップ。地球の自然の豊かさを紹介するコーナーが展開し、地球と宇宙の境界であるカーマン・ラインや、「地球のように生き物の生息する惑星は存在するのか?」といった解説のパネルがずらりと並ぶ。また、デオキシスや、てんくうポケモンのレックウザのフォトスポットなども用意されていた。
てんくうポケモンのレックウザのフォトスポット
てんくうポケモンのレックウザのフォトスポット / (C) 2025 Pokemon. (C) Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. ポケットモンスター・ポケモン・Pokemonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。


最後のエリアである「5章:未知なる謎に挑む」では、ポケモンも宇宙もまだまだ謎が多いものとして紹介され、それらの未だに解明されていない“大きな謎”に注目。探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから持ち帰ってきた「リュウグウの砂」が展示されており、ルーペ越しにそれを確認することができる。その横には、しんしゅポケモンのミュウのオブジェも飾られており、こちらも人気の高いスポットだった。
「リュウグウの砂」の展示コーナー
「リュウグウの砂」の展示コーナー / (C)JAXA

しんしゅポケモンのミュウのオブジェ
しんしゅポケモンのミュウのオブジェ / (C) 2025 Pokemon. (C) Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. ポケットモンスター・ポケモン・Pokemonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。


■意外と多かった!?ポケモンと宇宙のつながり

またオープニングセレモニーには、前述のほしぞらピカチュウに加え、相模原市長の本村賢太郎さん、自然科学研究機構 国立天文台長の土居守さん、株式会社ポケモン代表取締役社長の石原恒和さんが出席。石原さんからは、以下のメッセージが述べられた。
株式会社ポケモン代表取締役社長の石原恒和さん
株式会社ポケモン代表取締役社長の石原恒和さん / (C) 2025 Pokemon. (C) Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. ポケットモンスター・ポケモン・Pokemonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。


「皆様、本日はお集まりいただきありがとうございます。今日はここに、巡回企画展、ポケモン展覧台の幕開けを迎えられたことをうれしく思っております。まず、国立天文台様をはじめ、本展示会にご協力をいただいた皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございます。ポケモンと宇宙、いったいどんな関係があるのかと疑問を持たれた方もおられるのではないかと思います。実は、とても深いつながりがあるんです」

「例えば、レックウザというポケモンは成層圏に住んでいます。2021年のお正月には、ISS国際宇宙ステーションからの生中継で紹介されました。デオキシスというポケモンは、宇宙から飛来した隕石から出現したと言われています。リグレー、オーベムといったポケモンもそうです。ゴチルゼルというポケモンは、てんたいポケモンという分類で、星の動きから未来を見通す力があります。ルナトーンやソルロック、クレセリアなどは、形を見ればおわかりのとおりで、アルセウスやミュウは、宇宙と生命の誕生に関わるポケモンです。他にも、宇宙との関わりのあるポケモンはまだまだたくさんいます。ぜひ、皆さんで探していただければと思います」
DNAポケモンのデオキシスのフォトスポット
DNAポケモンのデオキシスのフォトスポット / (C) 2025 Pokemon. (C) Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. ポケットモンスター・ポケモン・Pokemonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。


「また、ポケモンの世界を旅するなかで、そこで出会うさまざまな組織の名前を思い出してみてください。ロケット団、ギンガ団、プラズマ団、フレア団、そして最新作の『Pokemon LEGENDS Z-A』ではクエーサー社が登場します。どうでしょう?みんな宇宙っぽい名前ですよね」

「またミュージシャンのエド・シーランさんがポケモンのために作ってくれた曲があります。『Celestial(セレスチアル)』という曲です。セレスチアルとはまさしく天体のことで、歌詞のなかでは「ポケモンと一緒だと、宇宙の果てまで幸せな気分だ」と歌ってくれました。もちろん、ポケモンは架空の生き物ですけれども、その存在感は宇宙に広がる星々とどこか似ているように思います。我々の想像を超えた存在を発見する楽しさや喜びは、天体観測にも、ポケモンとの出会いにも共通するのではないでしょうか。そういった宇宙とポケモンとの共通点を活かして、子どもたちに未知なるものを探求するワクワクを感じてほしい。これが本企画にある思いです。ぜひ存分に展示をお楽しみください」

そうして最後には、登壇者とほしぞらピカチュウによるテープカットが行われ、オープニングセレモニーは終了した。
オープニングセレモニーでは、ほしぞらピカチュウを交えてのテープカットも行われた
オープニングセレモニーでは、ほしぞらピカチュウを交えてのテープカットも行われた / (C) 2025 Pokemon. (C) Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. ポケットモンスター・ポケモン・Pokemonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。


ちなみに同会場では、ほしぞらピカチュウのぬいぐるみをはじめ、オリジナルデザインのノートやTシャツ、チョコレート、キャンディ、スペースフードといったグッズも販売しているので、「ポケモン天文台」を訪れた際は特設のグッズ売り場にも立ち寄り、これらも併せて購入してはいかがだろう。
特設のグッズ売り場にはさまざまなコラボグッズが並ぶ
特設のグッズ売り場にはさまざまなコラボグッズが並ぶ / (C) 2025 Pokemon. (C) Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. ポケットモンスター・ポケモン・Pokemonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。

ほしぞらピカチュウのぬいぐるみ
ほしぞらピカチュウのぬいぐるみ / (C) 2025 Pokemon. (C) Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. ポケットモンスター・ポケモン・Pokemonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。


取材・文=ソムタム田井

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
配信元: Walkerplus

提供元

プロフィール画像

Walkerplus

ウォーカープラスは日本最大級の‟トレンド&おでかけ”情報サイト。全国の注目スポット&最新イベント情報に加え、エンタメ・ビジネス・ライフスタイルなどウォーカー編集部が発信するオリジナルニュース、花見や花火といった季節に応じた大型特集を展開し、「トレンド好き、おでかけ好き」ユーザーの「知りたい・行きたい」をかなえるメディアです。