アボカドの1個辺りの脂質量

アボカドは、1998年に「最も栄養価の高い果実」としてギネス世界記録に登録されたほど、栄養バランスに優れた果実です。 果肉の約18〜25%が脂肪分で構成されており、その多くはオリーブオイルにも含まれる一価不飽和脂肪酸のオレイン酸(約5900mg/100g)です。 アボカド1個(可食部約150g)あたりの脂質量は、およそ26g前後になります。
アボカドに含まれる栄養素

脂質(オレイン酸)
アボカドに多く含まれるオレイン酸は、一価不飽和脂肪酸の一種です。 LDL(悪玉)コレステロールを減らし、HDL(善玉)コレステロールを保つ働きがあり、血中脂質のバランスを整えます。 その結果、血管の健康維持や中性脂肪の低下に寄与し、動脈硬化や生活習慣病の予防に役立つとされています。
食物繊維
食物繊維が豊富で(5.6g/100g)、糖質の吸収を抑えて血糖値の急激な上昇を防ぎます。アボカドと豆腐を和えたサラダや、アボカドとサーモンを合わせた冷菜は、血糖値が気になる方にもお勧めです。
ビタミンE
ビタミンE(3.6mg/100g)は脂溶性の抗酸化ビタミンで、体内で発生する活性酸素を抑え、細胞の劣化を防ぐ働きがあります。その結果、老化の進行を緩やかにし、血管や皮膚の健康維持にも貢献します。アボカドにくるみやアーモンドを加えたサラダは、ビタミンEを効率よく摂取できるだけでなく、抗酸化作用により骨吸収を抑え、骨の健康維持にも役立ちます。
葉酸
葉酸(83μg/100g)は、赤血球の生成に欠かせないビタミンB群の一種で、「造血ビタミン」とも呼ばれます。 貧血予防に役立ち、免疫力を高める働きもあります。 また、胎児の正常な発育にも不可欠で、妊娠中に十分に摂取することで、先天性異常である神経管閉鎖障害のリスクを減らすことが知られています。アボカドと納豆を組み合わせてご飯にのせれば、たんぱく質・脂質・炭水化物(PFC)のバランスが自然に整う、栄養価の高い一品になります。
カリウム
カリウムには、体内の余分な塩分を排出する働きがあり、塩分を摂りすぎたときに摂取すると腎臓への負担を軽減できます。アボカドはカリウムを豊富に含み(590mg/100g)、バナナ(360mg/100g)よりも多く摂取できます。そのため、むくみの解消にも役立ちます。

