古い価値観を引きずっているアラサー婚活女子が、合理主義な理系男子との恋を通じて価値観をアップデートしていくラブコメ作品「『女はおごられて当然』と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話」。10巻が発売されたばかりの同作について、作者のコニシ ナツコさんに制作秘話などを聞いた。



――10巻では、山下が結婚することを受けて部長が「先越されたな」とアイコに言う場面があります。現代だとこういう発言はセクハラ認定されそうですが、「ちょっと前までこういうことを言う人が結構いたよな」と共感してしまいました。
現代では即アウトですよね。私はここまであからさまなことは言われたことがないですが、35歳の頃に70代くらいの女性に、本当に不思議そうな顔で「結婚はしないの?」と言われたことはあります。全く悪気はなく心からの疑問という感じだったので、それくらい世代間のギャップがあるんだなと思いました。わかっていても傷つきましたが(笑)。
――10巻では、山下の結婚から、アイコたちの結婚(式場や披露宴)費用の話になっていきます。結婚って、プロポーズ(ロマンチックなシチュエーションや場所)、指輪、会場、引き出物等々、どうしても「マウント合戦」になりがちですよね…。
私の友人にはマウントを取るような人はいなかったですが…受ける側が勝手に傷ついたり「マウントを取られた!」と感じてしまったりすることがあると思っています。私も、結婚したくてもできなかった時期に、友人に結婚の報告を受けるだけでネガティブな感情になってしまっていましたから。だから自分が言う側になったときに、誰がどういう受け取り方をするかわからないから、なるべくシンプルに伝えるように心がけました。
――最後に、読者へメッセージをお願いします。
10巻からは理想の結婚式と現実の制約で悩んでしまったり、自分より若い女の子と比べてしまったりと、アイコにはまだまだ乗り越えなくてはいけない壁が現れます。結婚式を経験した人もそうでない人も楽しんでいただける内容かと思いますので、ぜひお読みください!
「こんな男絶対嫌!」と思っていたアイコが、固定観念を覆してくる年下の彼の言動に惹かれ、価値観が変わっていくさまから目が離せなくなる本作。婚活や結婚の参考になる描写も多いので、結婚を考えている人もぜひ読んでみて!
取材協力:コニシ ナツコ(@natsukoni81)
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