1.リラックスしているから
猫が穏やかな姿を見せるのは、心も体も落ち着いているとき。
「リラックス」しているときの笑顔は、脱力しているように口元がゆるみ、目もとろんとしているのが特徴です。
お気に入りの場所で寝転んでいるときや、飼い主さんのそばでまどろんでいるときに見られます。
人間で分かりやすく言うならば、マッサージや温泉などで極楽な気分のときに見られる姿でしょうか。
喉はごろごろ鳴らし、目は半開きかほとんど閉じている状態なことが多いでしょう。
全体的にふにゃっとした雰囲気をまとっているので、飼い主さんもつられて心がほぐれていくことでしょう。
2.うれしいことが起きたから
「うれしい」ときの猫の笑顔は、リラックスしているときとは少し違った笑みを見せます。
ポイントは目元。
瞳孔が開いて黒目がちになり、瞳がキラキラと輝いて見えるのが特徴です。
遊びやごはんの時間など、猫もよい出来事が起きればルンルン気分になるのです。
筆者の愛猫も、お気に入りのおやつを見せた瞬間にぱっと表情が華やぎます。
茶トラの愛猫の鼻はもともとピンク色ですが、うれしいときはさらに血色がよくなり、その変化を見るのもささやかな楽しみになっています。

