工房見学やアイデアスケッチを経て製品を開発

まず学生たちは小国和紙生産組合の工房を訪問し、和紙の原料や製法を学び、軽さや丈夫さといった特性を体感した。その後、学んだ知見をもとに、多様なアイデアスケッチを制作。FCCLのデザイナーのフィードバックを受け、発想を具体的に磨き上げた。
さらに、スケッチをもとに立体モデルを制作。実際に形にすることで新たな課題や改善点が見え、ここでもデザイナーからのアドバイスを取り入れながらブラッシュアップした。
最終プレゼンでは、学生たちが自らのアイデアを発表。デザイン性や機能性、素材を生かしているかが評価され、2案が製品化に向けた試作ステップへ進んだ。
選出された2案をベースに、小国和紙生産組合とFMVが共同で制作を開始。学生による試作品を出発点に、現在は1案に絞り込み、製品化に向けた最終調整を進めている。
強度と耐久性が高くパソコン以外のアイテムも運べる

製品化予定の「和紙×PCケース」は強度と耐久性に優れた「強制紙」を使用しており、日常使いにも安心して使える。両端の布を風呂敷のように結んで使えるほか、結ばずにスナップボタンで留めて使用することも可能だ。
内側は3つの収納エリアに分かれており、パソコン収納部にはクッション性のあるキルト生地を採用して、パソコンが傷つかないよう配慮している。A4書類やタブレットなど、パソコン以外のアイテムもまとめて持ち運べる仕様だ。
完成したパソコンケースは、小国和紙生産組合オンラインショップにて数量限定で販売を予定している。販売時期については、決定次第、FMV公式SNSなどで改めて知らせがある。
