父が車椅子生活にならないように、今のうちから食事やトイレの介助ができるように準備しています。できるだけヘルパーに頼るのではなく、自宅でケアができるよう日ごろからサポートすることを目的に日々奮闘する私のお話です。
日ごろの動作を観察して生活をサポート
私の父は、以前からパーキンソン病(手足の震えや筋肉のこわばり、動作が遅くなるなどの運動症状が見られる神経変性疾患)の傾向があって日常生活における動作が鈍くなっていました。最初は不自由なく仕事をしていましたが、時間の経過とともに言葉がはっきりしにくくなり、食事をするスピードも遅くなってしまいました。
トイレに行くときは、一緒に手伝うようにして途中で転んでしまわないようサポートをしています。父は夜中にトイレへ行くことが多いので、できるだけ声をかけながら介助をしています。転倒して骨折し車椅子生活になってしまうと困るので、日ごろから注意して介助しています。
食事を作って健康面を観察
栄養面にも気を配っており、休日は食事の準備をしながら父の栄養管理をしています。また、お風呂場が不衛生だと感染症などの原因になるおそれがあるため、毎日掃除して衛生管理を徹底しています。
さらに身の回りで気になることがあれば、その日のうちに家族や身内と手分けをして対応しています。室内で汚れている部分があればこまめに掃除機をかけ、ホコリや汚れを落としています。父の体調が悪化したときは、定期的に実家に帰り、健康状態を観察するようにしています。

