パク・ソジュン「20歳を演じるのが一番のチャレンジ」

パク・ソジュンが演じる主人公キョンドは記者。
「繊細な感情を表現しないといけない作品なので、そういった部分が自分にとってチャレンジになったと思います。3回の異なる時期を演じるわけなのですが、年を重ねるうちに変わってくる自分の感情を繊細に表現する必要がありました。難しいけれども、楽しく挑むことができて、撮影が終わってすごく満足しました」
チャレンジといえば…と思い出したように
「今の顔で20歳を演じる部分は僕にとってかなりの挑戦でした(笑)」
ユーモアあふれる回答に、客席からも和やかな笑いが起こりました。

ウォン・ジアンが演じるソ・ジウは、有名アパレルの次女で、恵まれた環境で育ちながらも心に傷を抱える繊細な女性。
「ソ・ジウは裕福な家庭に育ちましたが、自分ではどうにもできない傷を抱えています。でも、突拍子もない魅力を発散する自由奔放さもあります。ギョンドと出会い、少しずつ成長していくところが魅力です」

さらに、役作りの難しさについても言及。
「ルックスの変化はもちろん、キョンドとの呼吸、どういう風に変わっていくのか、時期ごとにどんな心情で演じ分けるのか、という部分も意識しました」
と、コメント。ソ・ジウという役への深い理解と愛情を感じさせます。

台本リーディングでの“ケミストリー”

ウォン・ジアンが「リーディングの段階から胸が高鳴りました。監督や先輩方の演技を聞きながら、撮影への期待がどんどん膨らんでいきました」と、台本を読んだ時の感想について話すとパク・ソジュンは、普段は読み合わせが得意ではないと明かしながら…
「今回は、最初から呼吸がよく合いました。
キャスティングが決まったあと、監督や俳優仲間とお酒を飲む機会があり、そこでウォン・ジアンさんの“自由さ”を感じました。その印象のまま現場に入ったので、とてもスムーズに進みました」
ふたりの相性の良さが、そのまま作品にも活かされていることが伝わります。


