
国民生活センターの公式Xアカウントより
【要注意】「えっ…実質無料じゃないの!?」 これが「据置型Wi-Fiルーター」の契約トラブルです!
機器をコンセントに挿すだけでインターネットが利用できる、いわゆる「据置型Wi-Fiルーター」は工事不要で設置できるため、手軽にネット環境を整えたい場合に便利です。
そんな中、据置型Wi-Fiルーターの契約トラブルに注意するよう、国民生活センターが、Xの公式アカウントで注意を呼び掛けています。
国民生活センターによると、全国の消費生活センターなどには「無料と言われて契約してしまった」「解約したら高額なルーター本体の代金を請求された」「電波状況が悪くつながらない」といったトラブルが寄せられており、相談に占める契約当事者70歳以上の割合が増加傾向にあるということです。
主に次のような内容の相談が寄せられているといいます。
【主な相談内容】
・「実質無料」と言われ契約したが、通信料金がかかると聞いていなかったので解約したところ、ルーター本体の代金を請求された。
・料金が発生すると説明もなく、自宅にはすでにインターネット環境があるのに不要な契約をさせられていた。
国民生活センターは「家族も含め、自宅のインターネット環境の有無やネットの使い方などを確認し、どのくらいデータ量を使っているのか認識しておきましょう」と説明。
その上で「契約前に、新たに据置型Wi-Fiルーターを契約することで月額の請求合計金額がいくらになるのかだけでなく、契約それぞれの通信料金やルーター本体代金、解約時に発生する料金についても確認しましょう」「契約後にキャンセル・解約したいと思った場合は、すぐに契約先事業者に申し出ましょう」などとアドバイスしています。
