会社員でも副業での安定収入とFIREを実現できる手法として、いま「中国輸入ビジネス」が注目されています。その第一人者・佐藤大介さんが、売れ筋リサーチからマイブランド戦略、そして世界販売までを、マンガと図解でわかりやすく解説した『マンガでわかる! 中国輸入ビジネス大全』。
本書では、図版を使ったわかりやすい解説パートに加え、日々の仕事や生活に行き詰まりを感じていた主人公・桐生翔平が中国輸入ビジネスと出会い、人生を変えていく過程を描いたマンガも収録しています。その中から一部を抜粋してご紹介します。
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中国輸入ビジネスは、在庫を抱えるリスクも抑えられる
仕入れについてですが、中国輸入ビジネスを始めるにあたっては、卸サイト「1688( 阿里巴巴、1688.com)」やECモール「タオバオ(淘宝網、Taobao.com)」を利用するのがおすすめです。
中国からの輸入であれば少量からの仕入れをすることも可能です。2個から卸価格で仕入れられる商品が増えています。まずは少量を仕入れて販売してみて、売れなければ原価で叩き売りし、別商品を仕入れるようにすることで、不良在庫を抱えるリスクを抑えることができるのです。

個数に関しては商品の単価によって異なるので明確な提示はできませんが、10個以下をおすすめします。「なんとなく売れそうだ」と思えば10個、「売れるか自信がないけど、過去に販売された実績はある」といった場合は2個でよいでしょう。まずはアリババで少量を仕入れてみて、売れるようであれば大量に仕入れます。
ものによっては100個単位でなければ仕入れができないものもあります。そうしたものはタオバオを使えば、多少単価は上がりますが1個から仕入れられます。また、タオバオでは売っているけれどアリババでは売っていない(ハンドメイドなど小さな工場に多い)直売商品などもありますので、2つのサイトを上手に活用しましょう。

「マーケット・イン」の考え方で売れ筋商品をリサーチ
仕入れる方法がわかったら、次はいよいよ「何を仕入れるか」ですが、その答えはすでに売れている、売れ筋商品です。マーケティング戦略で「マーケット・イン」と呼ばれます。売りたいものではなく、「売れるもの」を売るのです。
売れ筋商品を調べる方法はシンプルで、メルカリやAmazon で簡単に調べることができます。

