ついに認めたママ友、いったいどうしてこんなことを…
「あら、ゆりちゃん。早かったわね」
その、いつも通りの、優しい声。私は、その声を無視して、ともみさんの座るリビングテーブルの上に、ノートパソコンを開き、再生ボタンを押しました。
カチッ―――。
画面には、数分前の、ともみさんが棚を開けて、1万円札を抜き取り、ポケットに入れる、その一部始終の映像が流れました。
「……これ、どういうこと?」
私の声は、震えていました。ともみさんの顔から、血の気が引いていくのが分かりました。彼女の目は、恐怖と動揺で大きく見開かれ、映像から目を離すことができません。そして、次の瞬間、彼女は「うぅっ」と声を漏らし、顔を両手で覆い、その場で泣き崩れました。
「ごめんなさい…ごめんなさい」
何度も何度も、謝罪の言葉を繰り返すともみさん。しかし、その声は、私の心には届きませんでした。私は、静かに夫と顔を見合わせました。怒りを爆発させたのは、夫でした。
「ともみさん。これは犯罪です。私たちが、あなたを信用して家に入れたのに、それを裏切って、金銭を盗むなんて。今すぐ、夫を呼んでください。事情をすべて話してもらいます」
夫の低い、しかし威圧的な声に、ともみさんは恐怖に怯えたように頷きました―――。
あとがき:決定的証拠、ついに確保!
計画的な監視の結果、やはりともみさんが犯人でした。しかし妻のママ友でも容赦無く怒ることができる夫は頼り甲斐がありますよね。
夫を呼ぶよう促されたともみさんは、自業自得ですがかなりの恐怖に襲われているのではないでしょうか。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: kgrddm
(配信元: ママリ)

