
夏に旬を迎えるとされるアジだが、“江戸前(東京湾)のアジ”は秋になっても絶品…というか、一年中美味しい!体高があり、脂乗り抜群で、身質はきめ細やか。甘く香りも良い。東京都平和島の『船宿 まる八』では、このブランド・アジがLT(ライト・タックル)で連日トップ100匹以上と聞き、早速出掛けてみた。
首都高速横羽線「平和島IC」から3~5分の便利な船宿
予約の電話を掛けると、「当日は6時までに集合して、6時20分には受付を済ませてください」とのこと。受け付けで留意したいのは下段の写真にもあるレンタルの特製ビシだ。市販のものとはちょっと形状が違うのだが、実は、「釣れる!」と評判なのだ。ビギナーであれば是非、興味のある方もレンタルをお勧めする(保証金制:借用時に1,000円預け、返却時に返金される)。
連日好調続きでトップはほぼ束釣り(100匹以上の釣果)、また、初挑戦者やビギナーでも30~50匹と数が出る!と、人気の平和島『船宿 まる八』ショートLTアジ乗り合い、受け付けをスムーズに終え、自販機で飲み物を買い足し、サクサク船に乗り込んだ。出船は7時10分だが、メンバーが早めにそろえば準備出来次第出船することもある。
仕掛けはハリス1.5号、全長2m、2本バリがオススメ
竿はいわゆるLTアジ専用竿。または、6:4か7:3調子のゲームロッドでOK。道糸はPE 1.5号前後をリールに100m以上巻いておきたい。イワシのミンチ用のビシ(アンドンビシ)はオモリ40号。仕掛け図では、2本バリ仕掛けを紹介しているが、使いこなせれば3本バリもOK。
ただ、船長に聞いてみると、「3本バリは余程慣れた人でないと難しく、実は2本バリで手返し良く釣った方が、数が伸びることが多いんですよ」とのこと。付けエサには、アカタン(イカの食紅染め)とアオイソメが配給される。濁っている時はアオイソメが良いと言われるが、上バリと下バリに両方付けて喰いの良い方を見極めるのも手だ。

