初心者には船長からレクチャー
釣り場に到着すると、中村洋平船長がアンカーを投入、「今日は一日この場所で頑張りますよ」とのこと。船の位置が安定すると、「始めてください。水深は14~15m。タナは下から2mです。潮の流れが速いので、仕掛けはサミングしながら(親指でリールのスプールを軽く触ってブレーキを掛けながら)下ろしてください」というアナウンスでスタート。
続いて、中村船長はLTアジ釣り初体験の釣り人に釣り方をレクチャー。「オモリが着底したら、イトフケを取って、リールを2回転して竿を小さく鋭く2回煽ってコマセを撒く。さらに2回転してもう一度竿を2回煽ってアタリを待つ。当たらなければ、また2回煽る。すると…はい魚が掛かりました!あわてずゆっくり巻いて、ビシが見えたらそれ以上巻かず、ビシをバケツに入れ、竿を置いて、ハリスを手繰って魚を抜き上げてください」と、一連の動作を説明してくれた。
手慣れて来るとダブル・ゲットが多くなったぞ!
取材のための写真撮影が一通り終了し、一段落したところで記者も竿を出した。船長のレクチャーの通り釣ってみる。餌は上バリにアカタン、下バリにアオイソメを付けてみた。「よし来た!」。すぐに20cm前後のアベレージサイズのアジ(下バリ)!次も同サイズのアジ(下バリ)!上バリもアオイソメにしたらダブルで釣れた!ってことは、下バリと言うよりアオイソメ!?
「アオイソメが良いみたいですね」と、隣の釣り人に言ってみる。隣の人も悩んでいたらしく、しばらくして「アオイソメにしたら入れ喰いですね!」。その後、お隣から「下から3mの高いタナで喰って来ますね!」との情報。ちょうど記者はタナ取りに苦戦していて、やってみたら即釣れて感謝!こんな情報交換が楽しく釣果を伸ばしてくれるのだ。

