猫がいる部屋で絶対NGな『防寒対策』4つ 起こりうるトラブルから正しい方法まで解説

猫がいる部屋で絶対NGな『防寒対策』4つ 起こりうるトラブルから正しい方法まで解説

3.コタツをつけっ放しにする

こたつの中で寝転んでいる猫

猫はコタツが大好きですが、布団を掛けたまま長時間使用すると、体調を崩す可能性があります。例えば、長時間コタツに入っていると以下のようなリスクがあります。

低温やけど 脱水症 熱中症 一酸化炭素中毒

現在は電気コタツが主流なので、一酸化炭素中毒のリスクは低いとも思われますが、昔ながらの豆炭や練炭を使用したコタツの場合は注意が必要です。また、長時間コタツにこもっていると、低温やけどや脱水症、熱中症のリスクもあります。

コタツの中に入っていると、飼い主さんが気づかないうちに重症化している場合もあり、大変危険です。特に、脱水症や熱中症、一酸化炭素中毒は命にかかわるため注意が必要です。

コタツを使うときは、定期的に換気し、温度が上がりすぎないように工夫しましょう。電気コタツを使う、布団の一部を開ける、設定温度を常に「弱」にするだけでもリスクを大幅に減らすことができます。

4.ホットカーペットを高温で使用する

カーペットの上でゴロゴロしている猫

ホットカーペットを高温で使用すると、低温やけどのリスクがあります。特に、シニア猫や子猫は注意が必要です。

使用する際は、猫の体温を超えないよう温度を低めに設定します。さらに、熱が直接体に伝わらないよう、ホットカーペットの上にタオルや毛布を敷くと安心です。寝たきりのシニア猫や自分では思うように動けない子猫は、体の同じ面が触れ続けないように定期的に体の向きを変えるようにします。

また、ホットカーペットは脱水症の原因にもなるため、いつでも飲める新鮮な水を用意しましょう。冷たい水を嫌がる猫も多いので、人肌程度のぬるま湯がおすすめです。

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