「痛風になりやすい食事」はご存知ですか?予防に効果的な食べ物や飲み物も解説!

「痛風になりやすい食事」はご存知ですか?予防に効果的な食べ物や飲み物も解説!

痛風を招きやすい食べ物や飲み物との付き合い方

痛風を招きやすい食べ物や飲み物との付き合い方

痛風の人がプリン体を多く含む食べ物を食べたいときはどうすればよいですか?

プリン体を多く含む食品を一切禁止にする必要はありません。大切なのは食べ方の工夫と量や頻度の調整です。例えば、魚卵やレバーなどを食べたいときは、少量にとどめて楽しみ、次の日は野菜や豆腐、白身魚を中心にした軽めの食事でバランスを取りましょう。調理方法によっても摂取量は変わります。プリン体は煮汁に溶け出しやすいため、鍋料理やスープは汁をすべて飲み干さないようにするだけで摂取量を減らせます。外食では揚げ物や味付けの濃い料理を控えめにし、野菜やサラダを一皿加えるとバランスがとりやすくなります。こうした工夫を続けることで、食の楽しみを残しながら痛風と長く付き合っていくことが可能です。

参照:『湯煎および電子レンジ加熱調理による食品中のプリン体含量の変動』(痛風と核酸代謝)

痛風の人はアルコールを飲んではいけませんか?

痛風の方がアルコールを飲んではいけないというわけではありません。ただし、アルコールは尿酸の排泄を妨げ、血清尿酸値を上げやすいため、できるだけ控えることが勧められます。特に、ビールや日本酒はプリン体を多く含み、痛風発作のリスクを高める飲み物なので注意しましょう。

一方で、ワインの少量摂取については、尿酸値の安定や発症リスク低下との関連が報告されています。ただし、適量であることが前提で、1日1杯程度にとどめるのが目安です。焼酎やウイスキーなどもプリン体は少ないとされますが、アルコールそのものが代謝や排泄に影響するため、飲み過ぎは望ましくありません。飲む場合は量を抑え、水を一緒にとるなど工夫するとよいでしょう。習慣的な多量飲酒は発作を繰り返す要因となるため避けることが大切です。

参照:『痛風・高尿酸血症の病態と治療』(日本内科学会雑誌)

編集部まとめ

編集部まとめ
痛風は、強い発作を抑える治療と、尿酸値を下げて再発を防ぐ治療を組み合わせて管理していく病気です。薬をきちんと続けることはもちろん大切ですが、それだけでは不十分であり、毎日の生活習慣の工夫が欠かせません。特に食事や飲み物の選び方は、尿酸値の安定に直結します。

プリン体やアルコールの摂取を減らし、乳製品や野菜、果物、水分を意識的に取り入れることで、発作を起こしにくい状態を維持しやすくなります。重要なのは完全に禁止することではなく、自分に合った量や頻度を調整し、長く続けられる方法を見つけることです。こうした習慣を積み重ねることが、痛風の再発を防ぎ、腎障害や尿路結石といった合併症のリスクを抑えることにつながります。

参考文献

『Purine-rich foods, dairy and protein intake, and the risk of gout in men』(The New England Journal of Medicine)

『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 第3版』(日本痛風・核酸代謝学会)

『2020 American College of Rheumatology Guideline for the Management of Gout』(American College of Rheumatology)

『痛風・高尿酸血症の病態と治療』(日本内科学会雑誌)

『血清尿酸値の低下作用が示唆される食材 および食材に含まれる物質の作用機序』(痛風と尿酸・核酸)

『湯煎および電子レンジ加熱調理による食品中のプリン体含量の変動』(痛風と核酸代謝)

配信元: Medical DOC

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