レイヤーカットのトレンドが続くなか、「ウルフヘア」もジワジワと人気を集めているもよう。とはいえ、レイヤーを入れる位置やそのボリューム次第で、平成を思い起こさせる懐かしいヘアスタイルになってしまうこともあります。こなれ感のある、令和モードへとアップデートしたいなら、作り込みすぎないバランスが重要。扱いやすさをはじめとする、40・50代にうれしい要素が詰まった「ボブウルフ」を紹介します。
レイヤーの位置は低めが定番
平成初期に流行したときは、ハイレイヤーとシャープな襟足が特徴的だったウルフ。令和となった今、主流として支持されているのは、対象的なローレイヤーです。ウエイトが上がりすぎないため、奇抜な印象にならず、大人でも挑戦しやすい落ち着いた雰囲気に。毛先だけが軽くなるから、首もとにボリュームがある秋冬のファッションアイテムとも綺麗に馴染みそうです。
暗髪でも軽やかに決まる
秋冬といえば、こっくりしたダークなヘアカラーが人気。ボブと組み合わせると、毛先に重さがあるぶん、沈んだ印象になりますが、ボブウルフならその心配は無用かも。レイヤーをたっぷり入れると、エアリーな質感になるため、引き締めカラーでも柔らかく映ります。毛先を軽く巻くと、さらに躍動感のあるシルエットに変身。

