
松本まりかが、2026年1月より放送スタートするドラマ9「元科捜研の主婦」(毎週金曜夜9:00-9:54、テレ東系※初回は夜9:00-10:04)で主演を務めることが発表された。また、共演に横山裕、佐藤大空が決定。放送決定に伴い、松本、横山、佐藤からコメントが到着した。
■“科捜研のエース”と呼ばれた専業主婦が活躍する姿を描く
同ドラマは、テレビ東京と講談社が共同で原作を開発したオリジナルストーリー。かつて、“科捜研のエース”と呼ばれた専業主婦が、夫と息子と一家総動員で事件を解決していくミステリードラマで、現代の夫婦や家族の在り方も描くホームドラマだ。
科捜研で働いていた吉岡詩織(松本)は、現在は科捜研を退職し、5歳の息子・亮介(佐藤)を育てながら家事と育児に奮闘。一方、夫・道彦(横山)は、つい最近捜査一課に異動したばかりの新米刑事。推理力はいま一歩で少し頼りないものの、時折“核心を突くようなカン”を発揮。さらに、好奇心旺盛な息子・亮介も子供ならではの純粋な視点で捜査に協力。詩織の科学的推理を中心に、道彦と亮介がそれぞれの視点と力を持ち寄って事件の解決に挑む。
■松本まりか×横山裕×佐藤大空が家族に
“元・科捜研の主婦”である主人公・吉岡詩織(よしおかしおり)を松本が演じる。松本は、2024年にテレ東で放送され、社会現象を巻き起こしたドラマ「夫の家庭を壊すまで」をはじめ、映画や舞台など幅広く活躍する。
一方、夫で刑事の道彦(みちひこ)役を横山が担当。横山は、ドラマ、映画、バラエティーなど多ジャンルで活躍し、2025年の夏の放送された「24時間テレビ48-愛は地球を救う-」(日本テレビ系)ではチャリティーランナーを務め、日本中を感動の渦に巻き込んだ。今作が初の父親役となる。
そして、そんな詩織と道彦の愛する息子・亮介(りょうすけ)役を佐藤が務める。佐藤は、2024年に放送されたドラマ「ライオンの隠れ家」(TBS系)で大人顔負けの演技力を発揮し、ディズニー&ピクサー映画「星つなぎのエリオ」(2025年公開)では声優としても注目を集めた。
■松本まりか(吉岡詩織役)コメント
――出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。
プロデューサーの濱谷さんから頂いた思いのこもったお手紙と企画書を見て、これはとても良い作品になると、心躍りそんな作品に携われることを本当にうれしく思いました。この企画の何に心を打たれたか。それは濱谷さんの実体験であり、実生活であり、まさに個人的な思い、願いのようなものがこの作品を作る動機になっていたところです。私は大きく心を動かされましたし、それは視聴者の皆さんにもリアルに響くものになるんじゃないかと思えたのです。そして、一緒に作るスタッフさんたちに、「この方はこう仕事に向き合い、こんなところが素晴らしい方なんです。」と、一人一人紹介する文章が書かれていました。
こんなふうにキャスト、スタッフ陣一人一人への思いが溢れてる方と連ドラを作れることを本当に幸せに感じます。そんな方達と作るものはとても良い時間になると思いますし、それはきっと映像に映し出されるものだと思っています。
――役の印象を教えてください。
科学一筋、科学の天才、正真正銘の超リケジョ。横山さん演じる自分とは正反対の夫と出会い、生まれてくる子供のためにスパッと科捜研を辞め、子育て主婦業をはじめる…、いや科学し始めます(笑)。おそらく彼女にとって主婦業は未知なる科学に溢れた煌めく世界なんでしょう。大好きな科学を超えて、家庭や家族が幸せの最高峰!そんなふうに捉えて、この役に入っていきたいと思います。これまで私はドロドロした感情やどこか不幸に見舞われる役どころが多かったのですが、今作品では「幸せ」というものに真っ正面から向き合ってみたいと思います。
そもそも理系の役は初めてで科学用語がとても多い。そもそもちゃんと言えるのか、それをどう言うのか、どんなキャラクターになるのか私にとっても新しすぎる挑戦です。前回、テレ東さんで作ったのは“夫の家庭を壊す物語”でしたが、今回は“温かな家庭を作る物語”にしたいと思います。
――視聴者にメッセージをお願いします。
ミステリーとしても、ホームドラマとしても、どちらの魅力も楽しんでいただけるはずです。キャストも本当に豪華で、面白く魅力的な方たちばかり!20年以上ぶりに横山さんと夫婦役としてご一緒できるのもとても感慨深いです。きっと“ほっこりできて、面白くて、ずっと見ていたくなるドラマ”になったらいいなと思います。全力でいい作品を作りますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。
■横山裕(吉岡道彦役)コメント
――出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。
出演のお話を頂いた時、プロデューサーさんから直筆のお手紙を頂きました。すごく熱い思いが書かれていて、「ありがたいなぁ」と素直に思いました。台本を読んだら、刑事ドラマなんですけどホームドラマでもあって、サスペンスの要素もあって…とにかく読み物として面白かったです。家族や人間のドラマがしっかり描かれていて、「早く撮影始まらへんかな」と思うくらいワクワクしました。
――役の印象を教えてください。
僕が演じる道彦は、自信がないところもあるんですけど、ちゃんと芯はある人なんです。奥さんが仕事を辞めたことへの後ろめたさとか、職場の中での葛藤とか、いろんな思いを抱えながら今を必死に頑張っています。その揺れ動く気持ちを、うまいこと出せたらいいなと思っています。
父親役は初めてで不安もありますけど、弟がいるので、距離の取り方は自然にできるんちゃうかなと思っています。大空くん、めちゃくちゃ元気でかわいらしい子なので、一緒にお芝居できるのがすごく楽しみです。
――視聴者にメッセージをお願いします。
いろんな要素が混ざっているドラマなので、楽しいって思ってもらえるんじゃないかなと思います。温かい気持ちにもなれるし、スカッとするところもあるし、子供の頃に見てたミステリーアニメのような懐かしさもあったりします。何も考えずに気楽に見てもいいし、しっかり見ても面白い。そんな作品になってると思うので、楽しみにしていただけたらうれしいです。
■佐藤大空(吉岡亮介役)コメント
――出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。
オーディションに受かってうれしかったです。松本さんは優しくて、横山さんは面白かったので演じるのが楽しみです。
――役の印象を教えてください。
科学が好きだし、いろんなものに興味がある役だと思うので、その気持ちを大事に頑張りたいです。
――視聴者にメッセージをお願いします。
僕みたいな子供でも、すごく楽しく見られるドラマだと思います。ぜひたくさんの人に見てほしいです!
■濱谷晃一プロデューサー(テレビ東京 ドラマ制作部)コメント
子育てと夫婦の役割分担…何が正解なんだろう…みんなはどうしてるんだろう…、日々そんな自問自答をしながら思いついた企画です。妻の方が優秀なのに、凡庸な夫が仕事で忙しくしている、そんな我が家のような家庭が世の中にはたくさんいるんだろうなと…。尾崎将也さん、鹿目けい子さんをはじめとする脚本家の皆さん、プロット開発にご協力いただいた講談社さんと元科捜研の小説家の新藤さん、そして、全幅の信頼を置く堀江貴大監督の元に集まったスタッフの皆さん。試行錯誤してとてもすてきなドラマにたどり着きました。
カテコワをはじめ、目離せない演技で異彩を放つ松本まりかさんがこの元科捜研の主婦をどう演じるのか楽しみでなりません。また、24時間テレビのマラソンに感動した身としては、横山裕さんと佐藤大空君のほほ笑ましい親子のやりとりは胸アツです。最終回までに、主人公の詩織がどんな決断をするのか…。そして、夫や周囲はどうするのか…、僕も参考にしたいと思っています。今後、発表されるキャストの皆さんも、魅力的な方々ばかりなので、ぜひ、ご期待くださいませ。

