『茶トラ猫』が持っている魅力3選 甘えん坊が多いって本当?性格や特徴などもご紹介

『茶トラ猫』が持っている魅力3選 甘えん坊が多いって本当?性格や特徴などもご紹介

3.ひときわ目を引くオレンジ色の被毛!

女性の膝の上でくつろぐ茶トラ猫

茶トラ猫の柔らかいオレンジ色の柄が好き、という飼い主さんもいることでしょう。多彩な猫柄のなかでも、全身一面に暖色が配色されているのは、茶トラ猫だけです。

色彩心理学では、オレンジ色は、太陽のシンボルカラーにたとえられ、陽気さ、親しみやすさ、社交的、活気などの意味を表します。

確かに、茶トラ柄を眺めていると、思わずほっこりして、決して飽きることがありません。

猫の被毛は、もともと、ネコの祖先であるリビアヤマネコのように、キジトラ柄が基本です。実は、茶トラ猫は、ある時期、突然変異で誕生した猫種と言われています(ちなみに、日本で定着したのは江戸時代以降が有力説)。

周囲に溶け込むキジトラ柄と違い、茶トラ柄のオレンジは、野生の世界ではひときわ目立つ色です。もしかすると、危険を回避すべく、天性の人懐っこさと甘えん坊ぶりを武器に、人の生活へ飛び込んでいった個体が、現在の茶トラ猫の礎になっているのかもしれません。

その生存戦略が功を奏したのか、茶トラ猫は、今でも、とてもスイートかつ平和なやり方で多くの飼い主さんの心を「ジャック」し続けています。

まとめ

男性の身体の上に乗る茶トラ猫

今回は、茶トラ猫の魅力を3つの視点にわたって解説しました。

茶トラ猫の際立った特徴は、「人懐っこく、甘えん坊」、「雄猫が8割」、「オレンジ色の被毛」の3つです。プラス、飼い主さんだけが知る茶トラ猫の一面もきっとあることでしょう。

茶トラ猫を愛し、茶トラ猫から愛される飼い主さんは、相当な幸せ者です。

茶トラ猫独特の愛情深さと厚みのあるボディを受け止めながら、これからも楽しい暮らしを続けてください。

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