なぜ娘は親を「老害」と感じる?悪気はないが理不尽… 母に強要された“古い価値観”に娘が絶句【作者に聞く】

なぜ娘は親を「老害」と感じる?悪気はないが理不尽… 母に強要された“古い価値観”に娘が絶句【作者に聞く】

寿司屋で順番待ちをしているとき、店員が少人数の客をカウンター席に優先的に案内したら、「順番を抜かすな、非常識だぞ!」と店内で騒ぐ人が。周囲から冷たい視線を浴びているのは、自分の父親だった…。


現代の常識とズレた古い価値観のまま自分たちは正しいと主張し、その押し付けを煩わしく感じる娘が主人公の漫画『わたしの親が老害なんて』を紹介するとともに、著者の西野みや子さん(@miyakokko61)にインタビューした(後編)。

■「無意識に染み込んだ親の影響」…作者が込めたメッセージ

本作で注目してほしいポイントとして、西野さんは自身の経験を挙げた。「私が今まで生きてきて『女性の生き方』『子育ての仕方』などの古い価値観に直面することが多くありました。私は妊娠中につわりが酷くファストフードを少量しか食べられなかったのですが、相手に悪気はないものの『二人分食べないと』と言われるのがプレッシャーになっていました。無痛分娩を視野に入れていましたが、出産の痛みはみんなが通った道だからと女性陣から反対を受けました。子どもが生まれて漫画家として活動し始めたにもかかわらず『旦那さんは仕事があるから母親が家事育児をしないと』と言われたことがあります」と、過去の体験を語る。

共感できる登場人物を描く上でこだわった点については、「『老害』は誰にでも潜む可能性があることを伝えたかったので、話を聞いてくれない祖父母や心配性で世話焼きな母親など、あえてどこにでもいるような登場人物にしました」と説明する。

読者へのメッセージとして、西野さんは「『老害』という言葉はインパクトが強く、軽々しく使うべきではないと私も思います。でも、その実態は特別なことではなく、私たちの身近な人、そして自分自身にも起こりうるものです。この作品を通じて、『老害』とされる人たちの背景や、なぜそうなってしまったのかを知ることで、私たちもまた同じ道を歩まないように、自省するきっかけになればうれしいです」と、作品に込めた強い願いを語った。



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