口角炎ができる原因
口角炎はさまざまな病態が原因となり起こります。ここでは、口角炎ができる原因について解説いたします。
感染症
カンジダという真菌やブドウ球菌という細菌の感染が原因となって口角炎が起こることがあります。これらの感染は、体力がなかったリ、免疫や抵抗力が低下しているときに起こりやすいです。口角炎がすぐに治らない時には、感染症に対しての治療が必要な場合もあります。皮膚科を受診して相談しましょう。
栄養不足
ビタミンB群(ビタミンB2、B6、B12)の不足で口角炎に起こりやすくなります。ビタミンB群を多く含む食品としては、レバー、鶏肉、卵、カツオ、貝類などが挙げられます。これらの食品を積極的に摂取することがすすめられますが、他にも重要な栄養素もあるため、偏らずバランスよく食事を摂ることが大切です。
乾燥・物理的刺激
唇の乾燥は口角炎を起こす原因としても多いです。唇をなめる癖がある場合、一時的に潤ったように感じても、唇の油分が減りその後にかえって乾燥してしまいます。この時に、傷ができたり、口を開いたときに亀裂を生じたりします。リップクリームやワセリンを使用して唇全体を保湿するようにしましょう。
胃がんの前兆となる初期症状
胃がんは、症状が出にくいことが多いです。特に初期ではほとんど症状がありません。進行した際に以下のような症状がみられることがあります。このような症状が持続する場合には消化器内科を受診して相談をしましょう。
みぞおちの痛み、不快感
胃がみぞおちの辺りにあるため、胃がんが進行していくとこの部位での不快感や痛みを感じることも多いです。一時的な痛みであれば良いですが、持続する場合には胃の病気の可能性があります。胃がんの可能性も考えられるため、みぞおちの継続する痛みがある場合には消化器内科で相談をしましょう。
吐き気
胃がんを含めた、胃の病気がある場合、吐き気や嘔吐の症状がみられることも多いです。ムカムカするような症状がつづいたり、吐き気が出る場合には消化器内科で相談をしましょう。急性胃腸炎などで一時的に吐き気が出ることもあります。消化の良いものを摂取しても、1週間以上症状が持続する場合には、消化器内科の受診をお勧めします。
食欲不振
胃がんが進行すると、次第に食欲が低下することがあります。食欲がない、体重が減ってきたなどの症状が続く場合には消化器系の病気の可能性が高いです。早めに消化器内科を受診しましょう。
貧血
胃がんの表面から少しずつ出血すると、次第に貧血がみられることもあります。便の色は見た目では変化がなく、気が付かないことも少なくありません。健康診断などの血液検査で貧血が進行している場合、内科や消化器内科で相談をするのが良いでしょう。胃や大腸などの消化管からの出血の可能性もあります。

