
1月4日(日)に阿部サダヲ主演の「スペシャルドラマ『新年早々 不適切にもほどがある! ~真面目な話、しちゃダメですか?~』」(夜9:00-11:30、TBS系)が放送される。同作は、TBSで2024年1月期に放送された金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」の続編で、宮藤官九郎が脚本を手掛ける完全オリジナルストーリー。
■話題の“意識低い系タイムスリップコメディー”が復活
前作では、阿部演じる中学校の体育教師で昭和のおじさん・小川市郎が、1986年から令和の時代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言をさく裂。コンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるきっかけを与えていく“意識低い系タイムスリップコメディー”として好評を博した。
このたび、WEBザテレビジョンでは、続編でも行く先々で人々をかき回していく市郎を演じる阿部にインタビューを実施。スペシャルドラマが決まった際の心境や、印象に残っているシーン、共演者とのエピソードなどを聞いた。
■続編に喜び「今後も続いたら面白いなと思います」
――スペシャルドラマの放送が決まった際のお気持ちをお聞かせください。
連ドラの打ち上げの時に、“(続編を)やりたいね”みたいな感じだったので、うれしかったです。今後も続いたら面白いなと思います。坂元愛登くん演じるキヨシが活躍していってもいいですよね。
――スペシャルドラマの台本を読んだ際の第一印象を教えてください。
好きな時代に行けるようになってよかったですけど、撮影がすごく大変そうだなと(笑)。今どこに誰がいるのかが分からないから、珍しく宮藤さんも困ったと言いますからね。それは確かにと思いました。
――宮藤さんが「阿部さんだから信頼を置いてセリフを書いている」というお話をされていたそうですが、お二人の信頼関係についてお聞かせください。
脚本が絶対に面白いから、僕はそんなに考えなくていいというか。脚本を読んでいる感じでやればいいのかなと。宮藤さんとは作品について話し合ったことがないので、感覚でしかないんですけど。脚本だけで面白いのもありますけど、やっぱり喋っているとより面白いから、すごいなと思っています。

■都度、連ドラを振り返りながらの撮影に…
――再び小川市郎を演じることになりましたが、今作のために準備されたことや役への向き合い方の変化はありましたか?
市郎自体はあまり変わらないですけど、娘・純子(河合優実)の未来を変えていいのかいけないのかが分かれるので、それをちゃんと把握しておかないといけないなという意識はありました。
また、連ドラの時にもう起きていることを演じるわけなので、そこがまた難しいなと思っていました。“あのシーンの時には、もうここに市郎は来ていたんだ”とか、そういうことを考えるのが難しかったです。その都度、「あのシーンの時の○○なので」という説明を監督からもらって、連ドラを振り返りました。
――たくさんの市郎が同時に登場するシーンがあるそうですが、撮影はいかがでしたか?
どうやって撮影するのかなと思いました。僕と、周りで助監督とかエキストラの方たちが芝居して、それに合わせて撮影していったんですけど、声とか体も被ってはいけないのでその辺は大変でした。
ここで喋ってくださいとか形もいろいろと決められていたので時間はかかりましたけど、面白かったです。そういった体験が初めてなので、合成された映像を早く見たいですね。

■新たなアイテム“いつでもドア”に苦戦
――久しぶりにこの座組で演技を交えていかがでしたか?
連ドラの時も思っていましたけど、皆さん達者な人だし、やっぱりやっていて楽しいですよね。自分たちも楽しくしようと思っていますし。それに、宮藤さんの脚本が好きな人が多いと思います。
ただ、やっぱりタイムトンネル…“いつでもドア”と言うんですけど、これは皆さんなんとなくクエスチョンマークがつきながらやっていた感じはすごくしました(笑)。あれは難しいな(笑)。
――今作ではスペシャルゲストとして平じゅん子役の江口のりこさんが登場されますが、共演されていかがでしたか?
江口さんは何でもできる方だと思っていましたけど、「俺の家の話」(2021年、TBS系)という作品で宮藤さんの作品も合うんだなと感じていたので、一緒に演じられてうれしかったです。
政治家の役なのでどういうふうに演じられるのかと思ったら、やっぱり面白いですね。あの人を中心に回っていく話でもあるから、かなり目玉ですもんね。
あんな江口さんはなかなか見られないと思うし、ご本人も、やったことのないようなことをやれて楽しかったと言っていました。よかったです(笑)。

――親子役で再共演された河合優実さんの魅力をお聞かせください。
河合さんは、かわいさとか綺麗さとか面白さとか、いろいろな顔ができる人だからすごいなといつも思いますね。ニュースを見ていても、海外の映画祭とかに行って英語を喋っていてすごいなと。何でもできちゃうんだなと関心ばかりしています。
■八嶋智人の合いの手に困惑「今回もうるさかった(笑)」
――他の共演者との印象的なエピソードがあればお聞かせください。
やっぱり今回も八嶋智人がうるさかったかなという(笑)。僕が喋っている間にちゃちゃを入れてくるんです (笑)。合いの手みたいなものを入れてくるのはやめてほしいというか。決め打ちしてくる人だから面白いんですけどね(笑)。
――最後に、視聴者へメッセージをお願いします。
今回は本当に昭和っぽいというか、家族で見ている時にちょっとソワソワする時間が何回かあると思うので、その昭和感を楽しんでいただけたらうれしいなと思います。お正月から“不適切”な感じがすごくします(笑)。また、今までどおり家族愛・親子愛も描かれるので、それを考えながら見ていただきたいです。
あと、“今何年で何をやっている”とかメモしながら見た方がいいかもしれません(笑)。たくさんの時代が出てくるので、何回も見て楽しんでいただくこともできると思います。お正月にぜひ楽しんでいただきたいです。


