
草なぎ剛主演のドラマ「終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―」(毎週月曜夜10:00-10:54、カンテレ・フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第8話が12月1日(月)に放送される。
■遺品を通して家族や人生と向き合うヒューマンドラマ
本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人に鳥飼樹(草なぎ)が、遺品整理会社の仲間たちと共に、ときに孤独死した方の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく心温まるヒューマンドラマ。遺品に込められた故人の最期のメッセージを解き明かす人間ドラマの他、切ない大人の恋も描かれる。

■第8話あらすじ
第8話は――
こはる(風吹ジュン)との最後の別れを終えた数日後、樹と真琴(中村ゆり)は、散骨した下田の海で、何も言わず、ただ寄り添うようにして過ごした時間をそれぞれ思い出していた。ところが、樹が散骨に同行したことはすぐさま利人(要潤)の耳にも入り、秘書からの報告で、下田の海岸で樹が真琴の肩を抱いている写真を見た利人は…。
『御厨ホームズ』と戦う決意をした磯部(中村雅俊)。樹は、御厨の闇を暴こうとする波多野(古川雄大)から集団訴訟に必要な証拠の話を聞く中で、亡くなった磯部の息子の恋人の存在を気にかける。樹は、『御厨ホームズ』の14人目の被害者、小林太陽(末廣拓也)の遺品整理に向き合ううち、1枚の売買契約書を発見する。そこには太陽のざんげとも後悔ともいえる言葉が遺されていて、それを見た樹は、契約書に書かれた住所を頼りに、ある場所へと向かう。
一方、その太陽の自死を受け入れられない弟の陽翔(山時聡真)は、相変わらず精気を失ったまま。遺品整理が思うように進まないことから、見かねた海斗(塩野瑛久)が「スマホやパソコンがあれば、何かヒントがあったかもしれない」と口にすると、陽翔は自ら死を選んだ兄の気持ちを知りたい一心で、遺品の中に見当たらなかった太陽のスマホとパソコンを探し求める。そして、そのゆくえを突き止めると思わぬ暴挙に出る。
――という物語が描かれる。

■真琴「鳥飼さんとは本当に何もない」
ドラマ公式HPやカンテレ公式YouTubeなどで見ることができる予告動画では、樹と真琴が夜中に会って話している場面からスタート。また、真琴は利人から「こそこそ他の男と会う方がよぼど卑怯なんじゃないかな」と言われ、「鳥飼さんとは本当に何もない」と訴える。そんな中、御厨ホールディングスとその被害者たちの対立はエスカレート。被害者の弟・陽翔は樹たちが遺品整理を行う中、行方不明になり、樹は走り回って探す。動画の後半では、暴れる陽翔を樹が抱きしめる姿や泣く姿が映されている。

※草なぎ剛の「なぎ」は、「弓へんに前の旧字体その下に刀」が正式表記

