
■舞台女優・お天気キャスターとして活動中。20代最後の年に“新たな挑戦”
――2022年5月にラストアイドルを卒業されて3年半が経ちましたが、心境の変化はありますか?
私がアイドルをやっていたことを知らずに私のことを知ってくれる人が増えてきたなというのを、去年よりもさらにこの1年で強く感じています。それがいい部分もあるし、過去を知られていない分、もっと頑張っていかないといけないなと思っています。
――時の流れを感じるわけですね。今でも歌ったり踊ったりする機会はありますか?
最近だとファンミーティングを開催させていただいて、そこではグループ時代の曲を歌いました。あとは舞台で歌う機会もあります。

――歌っているときにラストアイドルのことを思い出したりしますか?
ラストアイドル時代はアイドルで成功することを一番大きな夢として挑んでいたので、歌うことがやっぱり原点というのはあります。歌ったり踊ったりすることで、みんなが元気になってくれるのがすごいうれしいんです。自分自身にもプラスになるし、自分も元気になれるなって思います。私の歌う姿を見て喜んでくれている方たちを見ると、もっといろんなことで皆さんに元気になってもらいたいなっていう、ちょっと自分を取り戻すというか、そういう場になりますね。歌って踊ることがファンを一番元気にできる早道だけど、今はアイドルではないから、それ以外のことで元気にしたいという気持ちが強くなってます。

――これからも歌って踊ったり、そういう機会はありそうですか?
そうですね。ゼロにはしたくないなって思いはあります。ただ、そこが自分の一番の軸かというと、ちょっと違うのかなというフェーズに入ってきた感じです。
――今年は3回目のカレンダーも出されますが、最近の活動について教えてください。
以前もお話しさせていただいた地元・チバテレのお天気のお仕事をずっと続けさせてもらっていて、もう3年になります。あとは舞台を中心にお芝居を頑張っているので、舞台ももちろん頑張りたいですし、日本全国どこにいる方も見られるような映像作品にも挑戦したいなと思っています。

■「2025年は骨折からのスタート、年末に向けて目の前のことを一つずつやっていきたい」
――今年もあと少しになりました。少し早いですが、2025年を振り返ると?
実は今年初めに舞台のお稽古で手を骨折してしまって…。それで仕事がストップしたり、皆さんとお会いできるイベントを延期させてもらったりと、自分的にはマイナスというか、ちょっと“からのスタート”になっていました。
どうなってしまうんだろうという不安なスタートだったんですけど、むしろそんなことがあってより応援してくださったり、お仕事をご一緒している方々も、そんな状況でも変わらずに一緒にやってくださって。よりご縁を感じました。
事務所を辞めるという決断もしましたけど、年齢的にも20代ラストになったので、さらに前に進むための準備というか、スタートラインに立つための時間になっていたんじゃないかなという1年でした。

――2025年もあと1カ月ちょっとですが、やり残したことはありますか?
まずは一つひとつ、目の前のことをしっかりやっていきながら、その次に向けての自分を固めていけたらいいなって思います。
――来年に限らず、今後の目標は?
現状維持はよくないなと思うので、ステップアップしていきたいです。映像作品に出るというのが今の目標です。

――舞台でもいろんな役を演じてこられたと思いますが、「こんな役をやってみたい」というものは?
これまで本当にいろんな役をやらせていただいたんですけど、“すごい悪い人”とか、主人公の敵みたいな役はやったことがなくて。ちょっと悪の部分があっても、結局改心するような役柄が多いんです。自分とは全然真逆みたいな悪い役とか、普段の生活で絶対できない役柄を舞台上ではやってみたいなと思います。
――話は変わりますが、プライベートで夢中になっていることは?
サックスをずっとやっています。ファンミーティングでも演奏させてもらったんですけど、1曲だけだったのにファンの方々から「一番心に残った」と言っていただいて。テレサ・テンさん『時の流れに身をまかせ』を演奏したんですが、すごく評判がよかったんです。今後もサックスをやっているというのは自分のプロフィールのひとつとして、もっと広げていきたいです。

――どんなサックスを持っているんですか?
キャノンボールさんというメーカーがあって、そのメーカーさんからご提供いただいている、ちょっと小さめのアルトサックスと、少し大きめのテナーサックスの両方が手元にあります。どちらもやっていけたらいいなと思っています。
――先程も話に出ましたが、事務所を退所されましたね。
事務所を辞めることで、自分としてはいろいろ変わるし、不安も期待も両方ある状態だったんですけど、思った以上に反響があって、みんなも見てくれているし、心配してくれてるんだなと思って。それがありがたいなと感じました。そんなふうに心配させないくらい、もっともっと活躍していけたらいいなと思っています。

――それも踏まえて、ファンの方へメッセージをお願いします。
ラストアイドルを辞めたときとか、もっと前でいうとバトルに負けてしまったときとか、大きな節目がいくつかあって。今回の事務所を辞めるというのも、その大きな節目のひとつなんですけど、そういう節目のときに応援してくれるファンの皆さんのことを思うんです。
自分にはこうやって応援してくれる人がいる。私がちょっとつぶやいただけでも「今日一日頑張れる」と言ってくれる人がいる。そんな人たちがいる中で、自分ができることってなんだろう…ここで辞める決断は違うんだよな、と思いとどまらせてくれるのが本当にファンの皆さんです。みんながもっと笑顔になれるように頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします。
取材・撮影・文=野木原晃一
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

