ほぼ毎回わが家で遊ぶママ友にモヤモヤ
遊ぶ日が決まると、場所決めの会話が始まります。今回はクリスマス会の日程を調整している時のことでした。
「どこで遊ぶー?」と雅子ちゃんが切り出すと、静香ちゃんがすぐに反応します。
「その日は夫も休みだからうちは無理かも。家でゆっくりしたいみたいで、ごめんね」
静香ちゃんの家は私たちと同じ一軒家なのに、毎回理由をつけて断るのがもう恒例行事みたいになっていました。夜勤明けとか、夫の休みとか、とにかく言いわけをするのが上手いし早い。
次に雅子ちゃんが申し訳なさそうに続けます。
「ごめんね、うちは狭いし下の階の人がうるさいからさ…」
雅子ちゃんは本当に恐縮している風なので、私もつい、「そしたらうちでいいよ!」と引き受けてしまうんです。断れない性格がここでも出てしまいます。
正直、我が家だって土日開催だと夫の優一は休みです。ママ会のために家を留守にする夫にも負担がかかっています。これまで私たちが集まった回数は、ざっと数えても、雅子ちゃん家は1回、静香ちゃん家は2回。そして我が家は……10回を超えています。
この回数の差が、最近の友人たちの態度に如実に表れてきて、私の心の中に、雪のように冷たい不満が積もり始めていることに、まだ誰も気づいていませんでした―――。
あとがき:断れない優しさが生む、関係性の歪み
里香さんの「断れない優しさ」は、無意識のうちにママ友たちに甘えを許す土壌を作ってしまいました。特に、静香さんの要領の良さと、雅子さんの遠慮の裏にある「甘え」が、里香さんの負担を加速させます。
雪国の環境が場所の選択肢を狭める中、里香さんが夫の優一さんにまで負担をかけていると気づいた瞬間、彼女の心に積もった不満は、もはや見過ごせないレベルに達しているようです。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

