マンガンが不足すると現れる症状
骨格異常
マンガンは骨の成分であるリン酸カルシウムの形成を促進させる働きがあります。また軟骨の細胞を促進させる効果においてコラーゲンとともにその主成分を担っているプロテオグリカンの合成に重要な酵素であるため、不足すると、骨がもろくなったり、骨格の変形などの症状が出る可能性があります。
疲れやすい
エネルギーの産生に関わるピルビン酸脱炭酸酵素の構成成分であるため、不足すると、糖質の代謝が障害される可能性があります。エネルギーが不足し、活動的になれない状態になり、体は疲労を感じやすくなります。
生殖機能の低下
下垂体の成長ホルモンや、性ホルモンとの関わりがあり、不足すると妊娠しにくい、性機能低下、発育不全など、生殖機能の低下が現れることがあります。
マンガンが不足しやすい人の特徴
完全静脈栄養
マンガンは、完全静脈栄養では補給を必要とする栄養素の1つとされています。
しかし、摂取量が過剰になると、血中マンガン濃度が上昇しパーキンソン病様の症状が現れることがあるので、注意が必要です。
鉄の摂取が多い
マンガンの吸収量は食事中の鉄含有量と反比例の関係があり、鉄を多く含む食品と一緒に摂取すると、マンガンの吸収率は下がります。
食事に偏りがある
マンガンは、穀類、いも類、豆類、種実類、野菜、魚介類、藻類に比較的たくさん含まれていますが、これらの食品を全く摂取しないなどの、極端に食事に偏りがある場合は、不足する場合があります。

