長男が小学5年生、長女が3年生のころ、わが家は中古の一戸建てを購入しました。その新居には、義両親と同居というかたちで住み始めることに。ソファやベッド、家電などを新調し、「おしゃれなインテリアにしよう」と夫と夢を膨らませていたのですが、現実はそう甘くはありませんでした。
ようやく購入したマイホーム
新婚当初から賃貸アパート暮らしを続けていた私たち。長男の小学校入学を機に少し広めのアパートへ引っ越しましたが、長女も小学生になり、手狭さを感じるように。ローンの返済期間などを考慮し、夫婦共に30代のうちにとマイホーム購入を検討し始めました。
その話を義両親に伝えたところ、義実家は持ち家であるものの立地が不便だったため、義両親も「引っ越しをしたい」と言い出したのです。話し合いの末、義実家は賃貸に出し、義両親は私たちと同居することに決まりました。
当時、私が第3子を妊娠中だったこともあり、ある程度の広さが必要でした。新築では予算が厳しかったため、私たちは二世帯で住める中古物件を購入することにしたのです。
思っていたのとは違う生活
入居にあたり、私たちは家の雰囲気に合わせて家具や家電を新調しました。それぞれの個室は各々で好きなように配置を決めましたが、問題は「共有部分」でした。
トイレは3つあったので助かりましたが、キッチンやお風呂などの水回り、そしてリビングは完全共有です。すると義母は、私たち夫婦に何の相談もなく、義実家から持ってきた物を当たり前のように共有スペースへ片付け始めたのです。
インテリア雑誌などを参考におしゃれな空間を目指していた私たちに対し、趣味の違う義母は、義実家で使っていた壁掛けや置物などのインテリアグッズを勝手に飾り付けてしまいました。
キッチングッズなどの実用品については、両方の家から使える物を持ち寄ったのですが、子どもメインのわが家の食器と、大人だけの義実家の食器が混在し、収納もしにくくなってしまいました。使い勝手の良いはずのスペースは、またたく間にただの物置状態に……。
共有スペースが物で溢れてしまい、子どもたちのおもちゃや私たち夫婦が飾りたい物は置くことができません。しかし義母はお構いなしに、人からもらった物を相談もなく飾ってしまうのです。そのうえ、私たちへの断りもなく来客を泊まらせるなど、自分本位な行動は次第にエスカレート。
夫はそんな義母に「口をきくのも嫌だ」と愛想を尽かし、一切会話をしなくなってしまいました。義父は夫の様子を察して、夜は早めに寝室へ行くなど気を使っていましたが、義母は夫の態度には気づきつつも、まさか原因が自分にあるとは思っていなかったようです。

