初冬は良型が数釣れる!?初冬エギングの攻略法をエギング大好きヤマシタスタッフ木原がご紹介!!

初冬は良型が数釣れる!?初冬エギングの攻略法をエギング大好きヤマシタスタッフ木原がご紹介!!

こんにちは!エギング大好きヤマシタスタッフの木原です。

今年の秋のアオリイカシーズンは全国的に好調で、特に晩秋となる10月下旬から11月上旬にかけては、私の住む九州でもキロオーバーが釣れるなど、型・数ともに好釣果が出ています。
アオリイカは夏にふ化し、秋から冬にかけて大きく成長し、春に産卵して一生を終える生き物で、現在の時期はちょうど成長段階にあたります。

初冬は成長段階にあるアオリイカが多い一方、一年で最も釣りやすい秋シーズンの終盤に差しかかるため、釣れる場所やパターンに少し変化が出る時期でもあります。
しかし、しっかりとポイント選びやパターンを見極めて釣り方を合わせていけば、キロ近いサイズの数釣りはもちろん、2キロ近い大型も狙えるタイミングになります。

今回は、数・型ともに狙える初冬のエギングについての紹介と、私自身の初冬エギング釣行の様子をお届けします。

初冬のエギングについて

初冬のエギングのメインターゲットは、まさに「イカの王様」とも呼ばれるアオリイカです。北海道の一部を除き、日本全国で狙える人気ターゲットでもあります。

初冬は、夏に生まれた新子(しんこ)が秋に成長しており、100~200gほどの小型も釣れますが、主な釣果は500~800gの良型で、1kgオーバーも十分に狙えます。
さらに、この時期は群れで固まっていることも多く、数釣りも期待できます。

春に釣れる親イカに近いサイズまで狙え、なおかつ数も出る、最高のシーズンと言えるでしょう。

エギ王SEARCHでキャッチした500gほどのアオリイカ

エギ王SEARCHでキャッチした500gほどのアオリイカ

初冬のエギング攻略法について

初冬は寒波の到来により水温が低下し始める時期です。地域差はありますが、高水温を好むアオリイカは成長とともに、水温変化の大きい浅場を離れ、水温が安定した深場へと移動していきます。
ここでは、初冬エギングの場所選びとおすすめの時間帯について説明します。

まず、釣り場で最も重要になるのは「潮通しが良い場所」と「深場が隣接している場所」です。
漁港でも磯場でも、潮通しの良いポイントはアオリイカの回遊が期待できます。さらに、キャストした先の水深が10m前後、もしくは10m以上の深場が近い釣り場では、深場にいるイカの接岸が見込めます。
海面に潮目が出ており、潮目に変化がある場所は潮通しが良い証拠です。
ワンドの入口付近にある漁港の防波堤外側や、岬の先端に位置する磯場などは、まさに潮通しの良いポイントと言えるでしょう。

時間帯については、日中でも釣れますが、マズメから夜にかけては深場から餌を求めて接岸する個体が多く、捕食活動も活発になるため、特に狙いやすいタイミングです。
新月周りでは、常夜灯のない防波堤でも釣れますが、常夜灯がある場所はベイト(イワシ・キビナゴ・アジなど)が集まりやすく、アオリイカを狙いやすくなります。

狙い方としては、日中はボトム(底)付近を中心に、かけ上がりやストラクチャー周りを意識しながら丁寧に探ることが重要です。
水温が下がるにつれ海水の透明度が上がり、イカの活性も秋に比べて低下するため、イカが身を寄せているポイントを細かく探ることが釣果アップにつながります。

夕方から夜にかけては活性が上がる時間帯のため、ボトムだけでなく中層も広く探る必要があります。ベイトの存在は好条件で、回遊してきたアオリイカが積極的に捕食行動を取るため、ヒットのチャンスが増える時間帯です。

日中にエギ王K3.5ドキドキマリンでボトム付近を攻めてキャッチしたアオリイカ

日中にエギ王K3.5ドキドキマリンでボトム付近を攻めてキャッチしたアオリイカ

冬の朝マズメ

冬の朝マズメ

配信元: FISHING JAPAN