寒い時期に楽しむ『おしくらまんじゅう』。
子供たちが円になり、軽く押し合う伝統的な遊びで、幼い頃に経験した人も多いのではないでしょうか。
寒さが本格化してきた2025年12月1日現在、『おしくらまんじゅう』を楽しむのは、人間の子供たちだけでなく、動物も同じ模様。
写真家のuta(@utajima)さんが、広島県竹原市の宿泊施設『休暇村大久野島』で撮った、体を寄せ合うウサギの写真がXで注目を集めています。
見るだけで、身も心も温かくなりそうな1枚をご覧ください。
映っているのは、仲よく寄り添う、色とりどりのウサギたちです。
まんじゅうのような円形で『暖』をとるウサギたちの姿は『うさ団子』と呼ばれ、同島の冬の名物として親しまれています。
丸く小さな体が『ギュウギュウ』と重なる姿に、ほのぼのとした温かさを感じますよね…。
utaさんが撮影した愛らしい『うさ団子』には「温かそう…。私も混ぜてほしい!」といった声が相次ぎました。
ウサギが身を寄せる『うさ団子』 大久野島で撮影した写真家を取材
愛おしいウサギたちの写真に癒やされた筆者は、『ウサギ写真家』として活動するutaさんを取材。
『うさ団子』の写真を撮ろうと思ったきっかけや、思いを聞くと次のように明かしてくれました。
ウサギさんたちが集まっている姿がかわいくてたまらないので、冬になると毎年撮影しています。
撮影する際には、自然に過ごしているウサギさんたちの邪魔をしないように、なるべく静かに過ごすことを心がけていますね。
同島で暮らすウサギを思う、utaさんの『愛』があってこそ撮れた、寒い時期ならではの1枚。
自然の中で安心して寄り添うウサギたちの姿が、多くの人に癒やしと温かさを届けたことでしょう!
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]
出典 @utajima
