ネグレクトによる飼育放棄で、保護シェルターへ引っ越してきた、生後わずか9か月のトイプードル。のちにミミちゃんと名づけられました。
シェルターに来たばかりのミミちゃんはまだ「優しい人間」を知らず、自分に触れるトリマーさんの手に震え、唸り、思わず口も出てしまいます。
必死に生きるミミちゃんの様子は5.1万回以上再生され、「人間の手は怖いだけではないと知って、彼女の日々が楽しいものに変わりますように」「今までの環境は良くなかったけど、これから先の方がまだまだ長いから、きっと良い犬生を過ごせるはず」など、温かいコメントが多数寄せられました。
【動画:飼育放棄されたボサボサの犬→『初めてのトリミング』をしようとしたら怯えてしまい…『涙溢れる展開』】
人の手が怖い
Instagramアカウント「@tierheim.saitama」に投稿されたのは、ミミちゃんがシェルターに来たばかりの様子です。
人の手が怖く、優しく触れるトリマーさんに対しても、ぶるぶると全身を震わせながら怯え続けていました。
手をにらみつけ、唸る姿に心が痛みます。
思わず口が出る瞬間も
これから幸せに向かって進むためには、人の手に慣れなければなりません。
トリマーさんも慎重に、少しずつミミちゃんの身体に触れていきます。唸るミミちゃんの首元にトリマーさんが手をやると、恐怖心から、思わず咬んでしまったミミちゃん。
とはいえ、歯を当てる程度のもので攻撃性は見られません。意志表示として、怖いから近づかないでと示したかったのでしょう。勇気を出した結果です。

