「血液検査でγ-GTPが高い」と診断されたらどうしたらいい?【医師解説】

「血液検査でγ-GTPが高い」と診断されたらどうしたらいい?【医師解説】

「γ-GTPが高いと出る症状」についてよくある質問

ここまでγ-GTPが高いと出る症状について紹介しました。ここでは「γ-GTPが高いと出る症状」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

γ-GTPの数値が高い状態が続くとどうなりますか?

齋藤 雄佑 医師

γ-GTPの数値が高い状態が続くと、肝臓の細胞が徐々に破壊され、肝機能が低下していきます。脂肪肝や肝炎などの肝臓の病気が進行し、肝硬変や肝臓がんに発展するリスクも高くなります。また、肝機能の低下は、全身の倦怠感や疲労感、食欲不振、黄疸などの症状を引き起こすだけでなく、免疫力の低下や代謝異常にもつながり、様々な病気のリスクを高める可能性があります。

γ-GTPの基準値で危険な数値について教えてください。

齋藤 雄佑 医師

γ-GTPの基準値は、検査機関や測定方法によって多少異なりますが、一般的には男性で50IU/L以下、女性で30IU/L以下とされています。しかし、基準値内であっても、γ-GTP値が上昇傾向にある場合は注意が必要です。危険な数値としては、一般的に200IU/L以上が挙げられます。この値を超えると、肝硬変や胆道閉塞、膵臓がん、薬物性肝障害などの重篤な病気が疑われます。また、100IU/Lを超える場合でも、他の肝機能検査の値も高い場合は、精密検査が必要となることがあります。γ-GTP値が高い場合は、自己判断で放置せずに、医療機関を受診し、医師の診察を受けるようにしましょう。

まとめAST(GOT)の基準値は10〜40 U/L

この記事では、AST(GOT)の基準値や高くなる原因、発症しやすい病気、数値を下げるための生活習慣などについて解説しました。AST(GOT)は肝臓の健康状態を知る上で重要な指標です。定期的な血液検査でAST(GOT)の数値をチェックし、異常があれば早めに医療機関を受診するようにしましょう。また、日頃からバランスの取れた食事、適度な運動、禁酒・節酒など、肝臓に優しい生活習慣を心がけることが大切です。

配信元: Medical DOC

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