少子化は女のせい?男のせい?SNSで不毛すぎる議論が勃発…「産ませる発言」vs「淘汰される遺伝子」泥沼バトルへ

少子化は女のせい?男のせい?SNSで不毛すぎる議論が勃発…「産ませる発言」vs「淘汰される遺伝子」泥沼バトルへ

■高市政権の少子化対策、絵に描いた餅になる懸念も

 ネット上では男女の対立が深まる一方、世の中の動きはどうでしょうか。

 2025年秋に発足した高市早苗内閣は、目玉政策として「ベビーシッター利用料の税額控除」や「家政士の国家資格化」といった、家庭の負担を社会的に解決するプランを掲げていました。

 しかし、政権発足直後から「政治とカネ」をめぐる問題や外交対応に追われ、肝心の少子化対策への注目度が滞気味であることも否めません。「検討ばかりで実感が伴わない」という国民の焦燥感が、SNSでの攻撃的な言説を助長している側面もありそうです。

「誰のせいか」を言い合っても、子どもは増えません。不毛な犯人探しではなく、掲げられた政策が「絵に描いた餅」で終わらないよう、しっかりと世の中の動きを見ていく必要がありそうです。

(LASISA編集部)

配信元: LASISA

提供元

プロフィール画像

LASISA

20代以上の“オトナ女子”に向けて、ビューティー・ファッション・恋愛・フード・ライフスタイルなど、ワタシをつくる、賢い選択につながるモノ・コトをお届けするWEBマガジンです。今一番旬なコスメはどれ? あのカフェの新作メニュー、もう食べた? 安くて使える生活雑貨が知りたい! パートナーとうまくいっていないとき、どうすればいい――? 女性の多くが抱くそんな興味や疑問、悩みに、分かりやすく丁寧に応える記事をお届けします。