ブルーベリーが「目に良い」と言われるのは、実は栄養素の働きによるものです。ビタミンAが暗闇への順応を助け、アントシアニンが網膜のタンパク質をサポートすることで「見える力」を支えてくれます。気になるアントシアニンの働きや、効果的な食べ方について管理栄養士の三樹さんに解説していただきました。

監修管理栄養士:
三樹 彩夏(管理栄養士)
「健康的な生活が普通になるように」をモットーに活動する管理栄養士。東京農業大学を卒業し、内科・小児科に勤務後フリーランスに転身。オンラインでの栄養指導・ライター・プロテインの監修・講師・カフェのスタッフと幅広く活動中。コーチングを意識したカウンセリング、相手の生活に寄り添ったアドバイスで800人以上のダイエットをサポート。現在は習慣化にコミットしたチームで行うダイエットプログラム「チームダイエット」を主催している。
編集部
そもそも、どうしてブルーベリーは目に良いのですか?
三樹さん
ブルーベリーに含まれるビタミンAとアントシアニンの働きです。ビタミンAはニンジンやカボチャなど緑黄色野菜に多く含まれる栄養素で、目・鼻・喉などの粘膜を保護する作用や暗闇に順応することをサポートする働きがあります。アントシアニンはブルーベリーの青紫色に含まれるポリフェノールです。目と脳を繋いで「見える」をサポートしています。
編集部
「見える」をサポートするとはどういうことでしょうか?
三樹さん
「目が見える」とは、目に入ってきた情報を脳に届けることではじめて認識されます。この情報を届ける働きをしているのが、網膜に存在する「ロドプシン」というタンパク質です。しかし年齢を重ねるごとにロドプシンの量が減ってしまい、目がかすむ、しょぼしょぼするといった違和感が起こります。ブルーベリーに含まれるアントシアニンは、ロドプシンの生成を助けることで目の働きを改善する効果が期待できます。
編集部
なるほど。ブルーベリーのアントシアニンが重要なのですね。
三樹さん
そうですね。アントシアニンは体内で合成できないため食事から摂取しなければなりません。ブルーベリーには15種類ものアントシアニンが含まれているため、優秀な供給源と言えます。
編集部
オススメのブルーベリーの食べ方はありますか?
三樹さん
アントシアニンは紫外線から身を守る作用もあり、ブルーベリーの皮に多く含まれています。そのため、皮ごと食べることがオススメです。また冷凍すると、アントシアニンの量が増えることが分かっています。冷凍のままつまんだり、ヨーグルトに混ぜて溶かしながら食べたりしても美味しいですよ。スーパーやコンビニに売っている冷凍ブルーベリーも手ごろで便利です。
※この記事はメディカルドックにて【ブルーベリーが目にいいって聞くけど本当? どんな効果があるの?】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
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