徳島県の〝暴れ川〟吉野川で大アユ30連発を狙う!?

徳島県の〝暴れ川〟吉野川で大アユ30連発を狙う!?

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日本三大暴れ川のひとつ徳島県吉野川に立つのは、ダイナミックな釣りスタイルで全国の河川を渡り歩く激流の鮎師・田嶋剛。2年ぶりの釣行となる吉野川は田嶋にとってアウェイフィールド。晴天と平水が続くタフコンディションの中、培ってきた最高の技術でスリルを味わいながら大アユを引き出していく!そこには想像を絶するスピードで強烈な引きを見せる吉野アユの姿が!持てる引き出しをこじ開けた2日間の釣行!狙うは大アユ30連発だ!

 

ポイント選定に半日かける

豪快なイメージとは裏腹に、丁寧な釣りが田嶋のスタイル。アウェイフィールドでのポイント選びには、なんと半日もの時間を費やして川見。「ここ釣れるよ」の情報ばかりに囚われず、自分の目でハミ跡を確認しポイント選定を行なっていく。

向かったのは、竿抜けを期待しながらの情報のないポイント。「小さなヨレにも大アユは付く」と、ここぞという場所を丁寧に探っていく。オモリや背ばりを駆使し、その日のコンディションを見極め、キメ打ちしていく。ポイント、釣れるアユによっては竿も持ち変える田嶋。今回の釣行では足首ほどのチャラ瀬から田嶋の代名詞とも言える激流まで、様々なポイントでの釣りを見ることができる。そこには全てのプロセスを楽しむ田嶋の姿があった!

ポイントを潰さぬよう手前から丁寧に探っていく。大アユが来たらどこで取り込むのか?決めておくことが大事。強烈な引きに耐えうる為にも安全なポジションの確保が必須!良いポイントは時間を置き、再び攻めることでチャンスがまた訪れる!©釣りビジョン
ポイントを潰さぬよう手前から丁寧に探っていく。大アユが来たらどこで取り込むのか?決めておくことが大事。強烈な引きに耐えうる為にも安全なポジションの確保が必須!良いポイントは時間を置き、再び攻めることでチャンスがまた訪れる!©釣りビジョン
状況が悪い時には背ばりを付けることにより、うまくアクションが出て今まで反応しなかった鮎の反応を得られることがあるという。田嶋の見立てが見事にハマり、大アユを手にした。©釣りビジョン
状況が悪い時には背ばりを付けることにより、うまくアクションが出て今まで反応しなかった鮎の反応を得られることがあるという。田嶋の見立てが見事にハマり、大アユを手にした。©釣りビジョン
この浅場で25cmオーバーの大アユ。浅場は根掛かりするなど大アユ釣りでは敬遠されることも多いが、浅瀬で目印を吹き飛ばし、縦横無尽に走りまくる引きは味わってみたい!©釣りビジョン
この浅場で25cmオーバーの大アユ。浅場は根掛かりするなど大アユ釣りでは敬遠されることも多いが、浅瀬で目印を吹き飛ばし、縦横無尽に走りまくる引きは味わってみたい!©釣りビジョン
上流の巨岩、奇岩が続く大歩危エリアへ。ロマンを求め尺アユを狙う!田嶋は言う「この川は大アユの聖地・球磨川にも匹敵するパワーがある、また訪れたくなる川」。吉野川の美しい自然に感謝し、アユとの対話を楽しむ姿が印象的であった。©釣りビジョン
上流の巨岩、奇岩が続く大歩危エリアへ。ロマンを求め尺アユを狙う!田嶋は言う「この川は大アユの聖地・球磨川にも匹敵するパワーがある、また訪れたくなる川」。吉野川の美しい自然に感謝し、アユとの対話を楽しむ姿が印象的であった。©釣りビジョン
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