「どういうこと?」義母からもらった出産祝いの中身が空っぽ→あ然…入れ忘れではない空っぽの理由とは

「どういうこと?」義母からもらった出産祝いの中身が空っぽ→あ然…入れ忘れではない空っぽの理由とは

次女を出産したときのお話です。義母から立派なご祝儀袋を手渡されたのですが、中身が空っぽ。うっかりミスかと思っていたら、まさかの理由が発覚して……?

うっかりミスと思いきや、予想外の理由

次女を出産してまもないころのお話です。近所に暮らす義母が突然わが家にやってきて、「はいこれ! おめでとう!」と立派な飾りがついたご祝儀袋を手渡してくれました。夫とていねいにお礼を言って、義母もご機嫌に帰っていきました。


「気持ちがありがたいね」と言いつつ、夫とご祝儀袋を開封すると、なんと中身は空っぽ。「きっとこれは入れ忘れたに違いない」と思ったものの、義母に遠慮があった私は「今さら指摘できないし、このままにしておこうよ」と夫に言いました。しかし、夫は「早く言ってあげたほうがいいよ」とのこと。私も話が聞けるよう、スピーカー設定にして、夫が義母に電話をかけました。


夫が空のご祝儀袋のことを話すと義母は「え〜? 気づいちゃった? 嫁ちゃん気が弱いから、中身が空っぽでも何も言ってこないかなって思って」とヘラヘラした様子。空っぽとわかっていながら、ご祝儀を渡してきたということを悪びれもなく話す義母に、夫婦そろって思わず驚愕……。


まさか私が話を聞いていると思っていない義母は「ま~いいや、今の話は嫁ちゃんには黙っといてね。連絡あったら包もうとは思ってたから、また会ったとき渡すわよ」と言ってきたのです。


言葉を失っていた私ですが、ここで引き下がっては義母に今後も同じような扱いをされると思い、「お義母さん、もうお気持ちだけで結構ですから」と勇気を出して言いました。私が話を聞いていたことに驚いていたようですが、私からキッパリ断られたことも義母は意外だったようで「あ、あら……ごめんなさいね」と歯切れ悪く謝ってきたのです。その後、気まずいのか義母からはあまり連絡が来なくなり、顔を合わせたときは気を遣ってくるように。


もともとあまり気に入られていないことは、日々の態度でなんとなく気がついていましたが、人をばかにした態度をとってくる義母には、本当に驚きました。義母についつい遠慮がちな態度をとってきた私ですが、これからは堂々とした態度でいようと思い直した出来事です。



著者:矢田むぎ/40代・ライター。3歳と1歳のおてんばな姉妹を育てるママ。頑張り過ぎない子育てを模索しながら、にぎやかな日々を過ごす。家族が寝静まったあとのひとり時間が大好き。

イラスト:Pappayappa


※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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