ファミリーキャンプ初心者にとって、秋冬キャンプの一番の課題は「寒さ」。昼間は焚き火や料理で体が温まっていても、夜になるとテント内の冷え込みがさらに厳しくなります。寒くて眠れないと、せっかくのキャンプが台無しになることも…。
そんなときに頼りになる防寒アイテムの一つが、昔ながらの「湯たんぽ」。その中でも、アウトドアでも使える「電気湯たんぽ」が、手軽でエコな防寒グッズとして人気を集めています。
湯たんぽは2種類|お湯タイプと電気タイプ
キャンプで使える湯たんぽは大きく分けて2種類。「お湯タイプ」と「電気タイプ」では、使い勝手や温かさが大きく異なります。
お湯タイプ湯たんぽの特徴
お湯タイプの湯たんぽは、「耐久性」や「コスパ重視」の人におすすめです。
| 特徴 | キャンプでの使いやすさ | |
| 手軽さ・コスパ | 本体が安く、お湯さえあれば使える。電気不要でエコ。 | ◎ 電源のないフリーサイトや停電時でも頼れる存在。 |
| 温かさ | 注ぐお湯の温度で調整可能。じんわりと自然な温もり。 | △ 時間が経つと冷めやすく、夜中はぬるくなりがち。 |
| 耐久性・手間 | 素材によっては3〜5年もつ。お湯を沸かす・注ぐ手間があり。 | ✕ 子どもが直接触ると危険。使うなら保温カバー付きがおすすめ。 |
保温カバー付きのモデルなら安全性もアップ!(湯たんぽカバー付きモデルはこちら)
電気タイプ湯たんぽの特徴
「小さい子供連れファミリー」や「準備が簡単でサッと使いたい」人には、電気タイプの湯たんぽがおすすめです。
| 特徴 | キャンプでの使いやすさ | |
| 手軽さ・安全性 | コンセントやUSBで温めるだけ。火を使わず安全。 | ◎ 火傷や事故の心配がなく、子どもにも安心。 |
| 温かさ・持続力 | 約15〜20分の蓄熱で6〜8時間の保温が可能。 | ◎ 寝袋の中でも朝までポカポカ。寒がりさんに。 |
| 電源確保 | 蓄熱時のみ電源が必要。蓄熱後はコードレス利用OK。 | ◎ 事前に充電しておけば、電源サイト以外でも使用可能。 |
ポータブル電源や自宅で蓄熱しておけば、フリーサイトでも朝まで快適です。(おすすめの電気湯たんぽはこちら)
ファミリーキャンプではどっちを選ぶべき?

結論から言うと、ファミリーキャンプ初心者には“電気湯たんぽ”がおすすめ!火を使わず、低温やけど防止機能付きのモデルも多数。温度が一定に保たれるので、子どもにも安心して使えます。

一度蓄熱してしまえばコードレスで使えるため、電源サイト以外でも使用可能◎。自宅や車、ポータブル電源で事前に温めておけば、フリーサイトでもぬくぬく過ごせます。しかも電気代も1回あたりわずか数円程度と経済的◎!

一方、電気を使いたくない・なるべく費用をかけたくない人には、元祖のお湯タイプも実用的。特に「お湯を沸かす装備が揃っている」キャンパーには根強い人気があります。

