漢方薬の「副作用」をご存じですか? どういう漢方医なら安心して診てもらえる?【医師解説】

漢方薬の「副作用」をご存じですか? どういう漢方医なら安心して診てもらえる?【医師解説】

医師を正しく見極めるには?

医師を正しく見極めるには?

編集部

漢方薬を処方してもらうとき、どうやって医師を見極めればよいのでしょうか?

岩崎先生

漢方の専門医と名乗っていても、資格の有無だけで実力を判断することはできません。一番の目安は、「両手の脈を見る」「舌を観察する」といったことをおこなうかどうか。これらは漢方の基本的な診察法であり、こうしたことをおこなう医師はきちんと漢方を学んでいる証拠です。漢方薬を安心して使いたいなら、そうした診察をきちんとおこなう医師を選ぶことが重要です。

編集部

受診する時に気をつけることはありますか?

岩崎先生

受診の際には、必ずお薬手帳を持参しましょう。現在服用している薬やこれまでの治療歴がわかることで、漢方薬と西洋薬の併用による副作用や相互作用を防ぐことができます。

編集部

現在、漢方薬を処方されている人で、「どこか体調がおかしいな」と感じている場合には、どうしたらよいでしょうか?

岩崎先生

いったん、漢方薬の使用を中断してみましょう。それによって体調が改善すれば、漢方薬による副作用だったという目安になります。あわせて、漢方薬に詳しい専門医に相談してみましょう。

編集部

最後に、読者にメッセージをお願いします。

岩崎先生

漢方薬を正しく使うためには、処方する医師の知識と姿勢がとても重要です。単に「風邪だから葛根湯」といった決まりきった処方をするのではなく、「この漢方薬にはどの生薬が含まれており、どのような副作用のリスクがあるのか」まで、医師は理解している必要があります。これから漢方を処方してもらう際には、ぜひ、そうした知識のある医師を選んでほしいと思います。同時に、医師自身も漢方薬に対する学びを深め、効果的に漢方薬を患者さんへ届けられるよう努めなければならないと思います。

編集部まとめ

漢方薬は「自然だから安全」と思われがちですが、副作用や相互作用のリスクもあります。附子や甘草、麻黄、黄芩、山梔子など、よく使われる生薬でも注意が必要です。処方を受ける際は必ずお薬手帳を持参し、漢方診察(脈・舌)をおこなう専門医を選びましょう。

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配信元: Medical DOC

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