■普段しないことをしたから変な汗をかきまくった!




友達と電車に乗っていた時のこと。停車駅で降りた女性が傘を忘れていることに気づいた、さし身さん。慌てて傘を持ったが、すぐに発車メロディが鳴り、ドアが閉まるとわかる。降りた女性がさし身さんの行動に気づき、ハッとした!しかし、ここでさし身さんが身を乗り出して手渡しをすれば、確実にドアが閉まるのと重なってしまう。傘を渡せるのか、渡せないのか!?「間に合うのか...!?っていうハラハラ感を楽しんでもらえたらと思い描きました」と、さし身さんは話す。




「私自身かなり運動神経も悪く、間に合うか一か八かだったので間に合って本当に安心しました。それとやっぱり喜んでもらえてすごくうれしかった記憶があります」と話すように、とっさの判断で女性に傘を渡すことができ、最終話には2400を超えるいいねがつく。


「普段しないことをしたからめちゃくちゃ汗をかきまくった」というさし身さん。しかし、届いた相手はガラス越しの向こうから「ありがとー!」と何度もお礼を言っていた。「もしかしたら、お気に入りの傘かもしれない」ほんのわずかの時間で相手のことを考え、行動に移すことは、簡単なようで実は難しい。「今まで生きてきたなかで一番格好いい瞬間だったかもしれない」とさし身さんは描く。
取材協力:さし身(@toyomaru0124)
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