マーカーを付けながら編み進める
2段目からは、かぎ針を8号針に替えて編みます。1段につき44目になるように、マーカーを入れながら編んでいきます。編み目が分かりにくいので指で編み目を探りながら数えつつ、例えば5目ごとにマーカーを入れている場合は「マーカーからマーカーまで5目」を意識しながら編むと良いようです。
この毛糸は段数が分かりにくいので、段数ではなく長さを決めて編み進めます。今回は、底から開口部まで高さがおよそ20センチになるまで細編みします。あまりに几帳面に取り組んでしまうと編み目が分からなくなった場合ストレスを感じてしまいそうですが、LiLi nana*さんは「気楽に」とゆったりおおらかな気持ちで編むようアドバイスしています。
こうして高さ20センチになるまで編んだら、バッグの底と全体を整えて、Dカンを付ける位置となる開口部の両端にマーカーを付けます。この両端のマーカーを付けた場所にDカンが外側を向くようにして、編みくるみながら細編みをしていきました。
最後の段では、白いコットン糸だけ少し長さを残してカット。モフンの毛糸だけを細編みしていきます。コットン糸は一緒に編みこむか、最後に糸始末をするか、どちらでもよいそうです。
こうして最後の段は、モフンの毛糸だけで編んだので白いコットン糸が見えないきれいな状態に。引き抜き編みで閉じ、少し長さを残してカットしたら、糸始末をします。
開口部へは、今回はマグネットホックを付けることに。両端のDカンを合わせて中心を決め、マグネットホックを縫い付けました。
最後に、Dカンへセリアで購入したショルダーストラップを取りつけたら完成です。サイズを測ってみると、横21センチ、縦22センチ、マチ6センチとなりました。
モコモコなショルダーバッグは、ホワイトとグレーが入り交じった色合いで、まるで小動物みたいにふわふわの手触りが気持ちよさそう。シンプルだけどリッチな質感で、冬の装いに大活躍しそうです。
「これからの季節にピッタリ!」「モフッとして可愛い」
この投稿には、「これからの季節にピッタリ!」「勉強になります!!」「モフっとして可愛い」「めちゃくちゃかわいい」などのコメントや、「編んでみます~」「私黒にしようかな」「おしゃれなバッグ 1つは欲しいです」「フワフワでとても可愛いく完成しました」など、ぜひ挑戦したいとの声やすでに作ってみたとの声も寄せられました。毛糸の色を替えても、雰囲気が変わってまた素敵ですよね。
YouTubeチャンネル「LiLi nana*」では、ほかにもいろいろなデザインのバッグや、かわいい動物の形のポーチや小銭入れなど、初心者でも分かりやすいキュートな小物の作り方が投稿されています。
動画提供:YouTubeチャンネル「LiLi nana*」(@LiLinana)

