里香の豊富なドリンクは当然のように消費され、手土産も形骸化。テイクアウト代以外は里香負担という状況にモヤモヤする。さらに静香の子どもが爆音おもちゃでさくらを起こしても静香は無関心。遠慮がちな里香の不満はついにコップの縁まで達していて…。
まるでドリンクバーように使うママ友
「里香の家って、本当にドリンク豊富だから選ぶの楽しいわ~」
静香ちゃんが、まるでそこがカフェのドリンクバーであるかのように、冷蔵庫からミルクティーを取り出しながら言いました。
雅子ちゃんも
「わかるー!私もカフェオレもらっちゃお」
と笑っています。
いつもなら笑顔で「どうぞどうぞ!」と返す私ですが、心の中では「わざわざ用意してるんだけど」とモヤモヤ。まるでそれが「おもてなし」の必須アイテムのように認識されている気がして、面倒に感じてしまいました。
うちに集まることが当たり前になってしまったのはここ最近です。最初は二人とも、気の利いた手土産を持ってきてくれたり、「いつもお邪魔してごめんね」「本当に助かるわ」の一言があったりしました。
気遣いなんてすっかりなくなった
それが最近はすっかり様変わりしてしまいました。
雅子ちゃんはまだ気を使ってくれているのかお菓子くらいは持ってきてくれることがありますが、静香ちゃんに至っては、手土産なしがデフォ。もちろん、手土産なんてなくても良いのですが、お礼の気持ちくらいは示してほしいと思うのが人情だと思います。
いつもお昼ご飯やデザートは、近くのテイクアウト店で買ってきて、わが家で食べることにしています。これはキッチリ割り勘しています。問題はその後です。
食事のときや、その後のお茶の時間に飲む子ども用のジュースも、大人のカフェオレも、いつもわが家のストック。みんなで分けているのは、テイクアウトの食事代だけです。飲み物もテイクアウトすればいいのですが、最近は2人とも「里香の家のを飲めばいい」と思っているように見えてしまっていました。

