離婚しないと決めた妻の復讐→家族会議という名の【公開処刑】が怖すぎる

離婚しないと決めた妻の復讐→家族会議という名の【公開処刑】が怖すぎる

まず、私は夫の姉、つまり義姉に連絡を取りました。私にとっては結婚前から相談に乗ってくれる、信頼できる存在でした。

「お義姉さん、実は、相談したいことがあって……」

私は、義姉にこれまでの経緯を全て話しました。夫のマサヒトが既婚者向けマッチングアプリに登録していたこと、アプリ上でのやり取り、そして車で見つけたコンドームとED治療薬のこと。私自身がアプリに登録して、マサヒトとマッチングしたことも、全て包み隠さず伝えました。義姉は、私の話を聞くと声色が変わり、怒りで震えているのが分かりました。

「マサヒトが、そんなことを……!信じられない!なんてことしてんだろうね」

義姉は、弟の愚行に激しく怒っていました。

「ユリちゃん、つらかったね。一人で悩ませてごめんね」

義姉の温かい言葉に、私の目には涙が溢れました。この問題は私だけのものじゃない。そう思えただけで、心が少し軽くなりました。

「私に何かできることがあれば、何でも言って。私も一緒に、マサヒトを問い詰めるから!」

義姉は、力強くそう言ってくれました。そして、家族会議の日のこと。私は、義姉に一つお願いをしました。

義姉の温かい言葉に救われた

夫を問い詰めるため、まずは不倫の事実を夫の姉に告げます。すると義姉は、一緒に怒って、温かい言葉をかけてくれました。心強い味方を得ることができました。

そしてユリは、不倫の証拠を集め、夫が言い逃れできないよう、徹底的に準備します。そして迎えた、Xデー。義両親と義姉がそろいます。

ついに幕開け!夫の「公開処刑」

家族会議の始まり。リビングに座ったマサヒトは、私と義両親、そして義姉の視線に晒され、明らかに動揺していました。

「マサヒト。あなたに、家族全員の前で話したいことがあります」

私の言葉に、彼はうろたえ、言葉を失いました。私は、事前に準備しておいた証拠の数々を、テーブルの上に並べました。彼の古い携帯に残っていたマッチングアプリの登録画面のスクショ、アプリ上での彼と女性たちのやり取りの写メ。そして、最近彼の車で見つけた、あのコンドームとED治療薬のパッケージ。義両親と義姉も、それを目にし、驚きと怒りで顔色を変えていました。

「な、なんで……」

マサヒトは、うろたえ、言葉を失いました。義父が、静かに、しかし威厳のある声でマサヒトに問いただしました。

「マサヒト、これはどういうことだ。正直に話せ」

観念したマサヒトは、床に視線を落とし、不倫の事実を認めました。

「ごめん……。ほんの出来心で……家庭を壊す気はなかった……」

その言葉に、私は呆れてしまいました。家庭を壊す気がなかった?こんなことをしておいて?

「異性として見られたかったんです……」

マサヒトは、震える声でそう言い訳を始めました。仕事や家庭でのストレスがあった、などと。私だってストレスがないわけじゃないのに、そんな自分勝手な理由に、怒りが込み上げてきました。その言い訳は、本当に言い訳でしかありませんでした。義父は、そんなマサヒトの言い訳に、眉間に深いシワを寄せ、厳しい声で叱責しました。

「馬鹿なことを言うな!お前には妻と子どもがいるだろう!その家庭を何だと思っているんだ!」

義母も、目を真っ赤にして、マサヒトを叱りました。

「あなた、今まで私たちにどんな顔してシホちゃんやユリちゃんの話をしていたの!?」

そして、義姉も、シホが昼寝をしたのを見計らってやってきて、マサヒトに厳しい言葉をかけました。

「あんたさ、何を考えてるの?ユリちゃんがどれだけ傷ついたか、あんたなんかには想像もつかないよ」

両親と姉に囲まれ、罵倒され、マサヒトはすっかりうろたえ、膝から崩れ落ちるようにひざまずきました。その姿は、本当に情けなかったです。

夫の身勝手な言い訳に、呆れてしまいます…。そして、家族全員に責められ、情けない姿をさらした夫。かける言葉もありませんね。

それでも、「離婚はしない」と決めていたユリは、再構築のために、誓約書にサインさせます。

配信元: ママリ

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