
主力商品の「茅乃舎だし」をはじめ、素材を大切にしながら、日本の食文化を現代の食卓へとつなぐ商品を作り続けてきた同ブランド。今回オープンした旗艦店「東京銀座 茅乃舎」では、選び抜かれた素材から生まれる「だし」の奥深い世界を、国内外のユーザーに向け、より丁寧に案内する。

店舗設計を担ったのは、国立競技場などを手掛けた建築家・隈研吾さん。茅葺き屋根を想起させる杉格子の庇(ひさし)を重ねた温かみのある外観で、銀座の街並みに新たな息吹をもたらす。

そんな同店の1階には、全国各地の乾物を集めた専用コーナーを設置した。茅乃舎の原点である“素材”へのこだわりを体現し、主力のだし商品に加え、同店の核となる“乾物”を20種類以上、単品で用意。茅乃舎が全国各地から選び抜いた鰹節や昆布、炭火焼きあごやあご煮干しなど、日本の食文化を体験できる商品を取りそろえる。


また、地域の特色ある乾物素材を組み合わせた「茅乃舎 厳選素材 乾物キット(東京・名古屋・能登・京都・博多)」5種(各3780円~)や、銀座店限定となる「特選 茅乃舎だし」(3564円/8グラム×20袋)なども注目商品となっている。


そして、ゆっくりと買い物を楽しめる2階では、選び抜いた贈答品を中心に商品を展開。「特別誂え(あつらえ) みやびだし」(1万800円)や、京都・一乗寺にあるフランス菓子の名店「Regis d.(レジス・デ)」の茅乃舎特別仕様クッキー「ビスキュイ缶『Les palets』」(4860円)、手土産にぴったりの「東京銀座 茅乃舎限定 だしいなり」(5個入 1620円~)など、ここでしか手に入らない特別な品々を用意する。



同店ではさらに、日本の食にまつわる美しい“道具”を販売し、ギャラリーも設置。「茅乃舎」を展開する久原本家グループ社主・河邉哲司さん曰く、「日本の文化は、食に限らず工芸も建築もとても繊細。この店舗でそういった日本のよさを再発見してもらえたらうれしい」とのこと。「東京銀座 茅乃舎」のコンセプトである“日本の食文化・伝統文化の発信”を目指すという。


取材・文=平井あゆみ
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