25歳のとき、私は当時付き合っていた2歳年上の彼と同棲していました。出会った当初の彼はとても穏やかで私の話をよく聞いてくれたり、休日には手料理をふるまってくれたりと、やさしさにあふれていました。しかし……。
穏やかだった彼の変化
同棲生活に慣れてくると、彼の態度が少しずつ変わっていきました。スマホゲームや動画に夢中になるようになり、家事は後回し。気がつけば、私だけが家のことをしていました。そんな日々が続く中で、不満を抱くようになった私は、彼との別れを意識するようになりました。
「息が苦しい…」彼が苦しみだして
ある夜、私は思い切って彼に「このまま一緒にいても、お互いのためにならないと思う」と別れを切り出しました。すると彼の顔が突然青ざめていき……彼は「息が苦しい、心臓が痛い」とその場にうずくまってしまったのです。
私は慌てて救急車を呼び、彼は病院に搬送されました。不安と罪悪感でいっぱいの中、検査結果を待つことに。彼は担架の上で「別れたくない」と涙ぐみ、その姿に胸が締めつけられました。
検査の結果、異常はなく「ストレス性の過呼吸」と診断され、彼はしばらく点滴を受けることに。

