寒い季節は、温かい服や食べ物で暖を取るでしょう。
また時には『暖かそうな光景』を目にするだけでも、心がじんわりと温まることがあります。
栃木県真岡市で和菓子店『御菓子司 紅谷三宅』を営んでいる、三宅正晃(@beniyamiyake)さんが作ったのは、そんな見る人の心を温めるような、練り切りでした。
温泉に浸かる動物の練り切り
11月26日は、『11(いい)26(ふろ)』の語呂合わせから、日本浴用剤工業会が『温泉の日』として制定しています。
2025年11月26日、三宅さんは温泉の日に合わせて練り切りを作り、X上で写真を公開しました。
練り切りのモチーフになったのは、なんと温泉に浸かっているサル!
首元までしっかりとお湯に浸かってリラックスしている様子がなんともかわいらしいですよね。
頭にタオルをのせているところなど、細かなところにもユーモアが効いていて食べる人を楽しませてくれます。
投稿には多くの『いいね』が集まり「かわいい。ずっと眺めていたい」「季節感があって粋ですね」「気持ちよさそうで癒される」などのコメントが寄せられていました。
『温泉ザル』は12月中旬以降に販売予定
grapeは三宅さんに取材。練り切りの『温泉ザル』についてうかがうと、次のように答えてくれました。
『温泉ザル』は1個15gの練り切りなので、細工が難しかったです。
お風呂の部分は柚子入りの錦玉羮(きんぎょくかん)です。冬至にもぴったりかなと思います。
錦玉羮とは寒天と砂糖で作られている和菓子で、透明感のある見た目から、夏に出回ることが多いです。
しかし今回は温泉に見立てて、冬の季節に合う和菓子に仕上げられていました。
『温泉ザル』は、同年12月中旬以降に販売する予定とのこと。
年末年始のお土産にもなりそうですね。きっと食べる人の心をポカポカと温めてくれることでしょう!
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]
出典 @beniyamiyake
