セレンを過剰摂取すると現れる症状
セレンの過剰摂取による症状として、脱毛が知られています。脱毛はさまざまな要因によって起こるため一概には言えませんが、セレン欠乏による脱毛の影響については明確なエビデンスが限られています。セレンの摂取は、過不足のない範囲で行うことが大切です。抜け毛が気になる場合は、皮膚科を受診し、食事やサプリメントの摂取状況を含めて相談しましょう。
爪のトラブル
セレン過剰摂取では爪の変形や脆弱化、セレン不足では爪の白色化や変形が見られることがあります。過剰摂取の場合は摂取を控え、不足の場合は医師の指示に従い補給します。爪のトラブルは皮膚科を受診し、食事やサプリメントの使用状況を伝えましょう。
胃腸障害
セレンの過剰摂取では吐き気、嘔吐、下痢などの胃腸障害が起こることがあります。対処法としては、サプリを中止し医療機関を受診してください。消化器内科を受診するのが適切です。
神経障害
セレン過剰摂取では神経障害やしびれ、欠乏では筋力低下などの神経症状が現れることがあります。過剰摂取の場合は摂取を控え、欠乏の場合は医師の指示に従い補給します。症状が見られる場合は神経内科を受診してください。
セレンを多く含む食品
海産物
マグロ、カツオ、イワシ、エビ、カニ、貝類、海藻類などセレン豊富な魚介類を偏りなく積極的に摂ることがお勧めです。煮汁も活用できる煮付けや鍋物、刺身や焼き魚もおすすめです。旬のものを意識し、週に数回食べる習慣で効率的にセレンを摂取できます。
肉類
豚肉や牛肉の腎臓(ホルモン)や赤身肉に、鶏肉では肝臓にセレンが多く含まれます。調理法としては、豚や牛は焼肉や炒め物など、肉の旨味を活かす料理が良いでしょう。鶏肉は鶏は蒸し茹でるのがお勧めです。様々な種類の肉をバランス良く摂ることが大切です。
卵
卵黄に多く含まれており、半熟卵(温泉卵やポーチドエッグなど)にすると栄養を効率よく摂取できます。
パン、シリアル、その他の穀物製品
全粒粉パンやセレン強化パン、全粒穀物シリアルなどの穀物製品からもセレンを摂取することができます。ただし、セレンの含有量は原料となる小麦や穀物が栽培された土壌中のセレン量に大きく左右されるため、必ずしも全ての穀物製品がセレンを豊富に含んでいるとは限りません。 パスタやマカロニ(乾麺)も比較的セレンを含む食品の一つとされます。調理法としては、パンはそのまま食べたり、サンドイッチやトーストにするのが手軽です。シリアルは牛乳やヨーグルトをかけて簡単に摂取でき、パスタやマカロニは茹でてソースと組み合わせることで、主食としても効率的に取り入れられます。
豆類
レンズ豆や大豆はセレンを多く含む豆類です。レンズ豆はスープやカレー、サラダに、大豆は煮物や炒め物、豆乳や豆腐としてなど、様々な料理に活用できます。乾燥豆を水で戻して調理するのが一般的ですが、水煮缶などを利用すると手軽に摂取できます。

