セレンの効果的な摂取方法
セレンを多く含む食品の摂取
上記の項目でも挙げている通り、以下に多く含まれます。
・マグロ(特に赤身)、カツオ、イワシ、エビ、カニ、貝類、
・豚肉(腎臓、ヒレ赤身)、牛肉(腎臓)、鶏肉(肝臓)
・鶏卵(卵黄)
・マカロニ(乾)、スパゲッティ(乾)、全粒粉、パン粉
セレンと一緒に摂取すると効果を高める栄養素・食品
・ビタミンEはセレンの抗酸化作用を相乗的に高めます。小麦胚芽油、アーモンド、ひまわりの種、ほうれん草、アボカドなどを、マグロなどのセレン豊富な食品と一緒に摂りましょう。細胞の酸化を防ぎ、老化や生活習慣病予防に役立つ可能性があります。
・ビタミンCもセレンの抗酸化作用をサポートします。オレンジ、いちご、パプリカ、ブロッコリー、トマトなどを、焼き魚や魚介のマリネといったセレンを含む食品と一緒に摂りましょう。活性酸素を除去する働きが期待されます。
・亜鉛は免疫機能やビタミンAの働きを助け、セレンは抗酸化作用や甲状腺機能をサポートします。セレン同様に亜鉛も健康維持に不可欠なミネラルです。牡蠣、赤身肉、鶏肉、豆類、ナッツ類などをバランス良く、セレンを含む食品と一緒に摂取することで免疫力の強化をサポートします。
セレンの効果を高める摂取タイミング
セレンの効果を高める特定の時間帯については、明確な科学的根拠は見当たりません。
ドリンクタイプや粉末タイプのセレンサプリの摂取タイミングについては、一般的にミネラルの吸収率を考慮すると食後がお勧めです。食後に摂取することで、消化器官への負担を軽減し、食事に含まれる成分との相互作用で吸収が促進される可能性があります。ただし、製品によっては摂取タイミングの指示がある場合、それがサプリであれば、製品の指示に従うようにしてください。
「セレンの効果」についてよくある質問
ここまでセレンの効果を紹介しました。ここでは「セレンの効果」についてよくある質問に、メディカルドック監修管理栄養士がお答えします。
セレンのデメリットを教えてください。
荒井 佳奈恵
セレン不足は特定のがんリスク上昇、心臓病、筋力低下、爪の異常を招く可能性があり、過剰摂取は吐き気、脱毛、爪の変形、神経障害、呼気がにんにく様の臭いになる現象などを引き起こします。大量に摂取した場合、重症の胃腸障害、神経障害、心筋梗塞、急性の呼吸困難、腎不全、心不全などを引き起こし、最悪の場合には死に至る可能性もあります。
まとめ
セレンは活性酸素を無害化する抗酸化作用を持つ、重要な微量ミネラルです。女性の甲状腺機能の維持やDNAの生成、男性の生殖機能にも深く関わっています。不足すると心臓病や甲状腺の病気、過剰になると脱毛や胃腸障害などが起こることがあります。また見た目にも関連する肌や爪、毛髪にも影響が大きいです。バランスの取れた食事から、海産物、肉類、卵、穀物、豆類などを通して摂取することが大切です。まずは通常の食事をしながら、身体の状況に応じてサプリを検討するなどして推奨量を守ることが大事です。
「セレン」と関連する病気
「セレン」と関連する病気は7個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
関連する病気
心筋症
筋炎
甲状腺機能障害
神経障害
皮膚症状
脱毛
爪の異常
「セレン」と関連する症状
「セレン」と関連している、似ている症状は6個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
関連する症状
脱毛(毛髪)
爪のトラブル
吐き気イライラ
疲労
軽度の神経障害
参考文献
厚生労働省, 「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書
厚生労働省, セレニウム(セレン)
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, セレン
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