竿抜けを見つければたちまちデカ鮎の入れ掛かり!
この分流は竿抜けだったのであろう。怒涛の入れ掛かりが始まった!掛かる鮎は良型揃い!アタリも強烈!た、たのしい~!泳がせても引いてもドカンドカン!兎に角、掛かる!追いの強い鮎ばかりだ。バレもなく掛かりも良いものばかりである。しかし掛かる度に曳舟をおいた場所までダッシュ!と中々ハードな釣りを強いられクタクタだ(笑)。
この頃、友人と相方も下流にパラダイスを発見したようだ!腰ほどまで立ち込み、左岸の岩盤を狙うと良型鮎の「ドカンドカン」のスタート!根尾鮎との引き合いの時間は私たちを夢中にさせてくれたのであった!
そして気づけば、川には私たち3人のみに。良型鮎とのガチンコ勝負の〝やめ時〟を完全に失っていた。サイズは21cm~25cmといったところではあったが、アタリ・引きは魚体の大きさを凌駕するほど。さすが期待通りの根尾川である!明確な前アタリから「ドカーン」と走りまくるのだ!そしてそれが数釣りもできるのだから堪らない!
結局日が暮れて強制タイムリミットまで竿を出し続けてしまった。
秋晴れの川には多くの釣り人、そして活性の上がった多くの鮎達の姿が!
根尾鮎チャレンジ2日目!前日とは打って変わって青空が広がり釣り日和に。この日は根尾川初釣行の友人2名も合流したのだが、2人には是非是非、この根尾鮎の「ドカン」を味わってもらいたく、前日に見つけたパラダイスポイントへご案内!
前日の分流での釣りでは、夕方に下流へと鮎が下った印象があったので川幅の広くなる下流へ。この時期になると日々鮎の着きき場は変わっていくのでしっかり川見をしていくことが大切だ!
さっそく鮎釣り女子も竿出し!足元からオトリを放つとなんと、足元でHIT!あまりの急な良型鮎の「ドカン」に驚き、この魚はバレてしまった。しかし、その後またしてもすぐさまHIT!早々に根尾鮎を手にしたのであった。
そしてここからが凄かった!同じ場所で連チャン!連チャン!止まったかな~と思っても少しすればまた連チャン!気温、水温共に上がったことで昨日よりも活性が上がっているようだ。この根尾鮎の「ドカン」に驚きながらも大鮎との引き合いを楽しんでくれていた!
私はさらに下流の強い流れのポイントへ。オトリを入れにくい葦際や、流れを狙えば「ガガ!ドッカーン!」と、目印ぶっ飛び、走る走る!野鮎に変われば連チャン連チャン!も~本当にこの引きは堪らんのです!何度でもおかわりしたくなってしまう(笑)。
「ここも掛かりそうだな~」と思うポイントでは必ず反応を見せてくれた。サイズも申し分なく、心無しか前日より追星がクッキリ黄色い鮎が多くなった印象。釣れる鮎にサビはなく若いプリプリのメスが多い。そして昨日はポイントムラが見られたが、今日は満遍なくどこのポイントでも竿が曲がっていた。根尾鮎は秋晴れの空の下、活性はマックスに!多くの釣り人が次々と竿を曲げていった。
午後になればさらに状況は上向き、浅場では掛かる瞬間に大きな魚体が2尾ギラリンと輝くのを確認。不意に掛かる25cmオーバーの鮎にはあっという間にのされ、ダッシュで下る大運動会が繰り広げられたのであった。日暮れまで存分に楽しみ、大満足の中納竿とした。皆の曳舟からはたっぷりとボリューミーな根尾鮎たちが顔を覗かせた。
今回はダム下での数釣りとなったが、良型鮎揃いで私たちを存分に満足させてくれた。上流域では尺鮎の声も聞こえ始めている。「秋の根尾川、本領発揮!」と言っていいだろう。今年は遡上が多かったことにより数釣りもできると言う当たり年ではないだろうか?尺を狙えるような装備を持ち合わせぬ釣り人でも、ポイント選びをしっかり行えば、十分に大鮎に匹敵するような引きを楽しめる事だろう!
木々の緑も色褪せ始め、河原には季節の巡りを告げる彼岸花が咲き始めた根尾川。残り時間は僅か…シーズンの締めくくり!最後の力を振り絞り果敢に挑んでくれる根尾鮎たちとの引き合いを楽しもうではないか!

