「春季カタル」の初期症状をご存じですか? 巨大乳頭や角膜びらんを招くメカニズムを医師が解説

「春季カタル」の初期症状をご存じですか? 巨大乳頭や角膜びらんを招くメカニズムを医師が解説

春季カタルの治療

春季カタルの治療では、アレルゲンの回避とともに薬物療法がとられます。症状の程度や進行具合に応じて、さまざまな薬が用いられます。

軽度から中等度の症状に対しては、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬の点眼薬が処方されるケースが多いです。アレルギー反応を引き起こすヒスタミンの働きを抑え、目のかゆみや充血を緩和する効果が期待できます。

中等度以上の病状では、免疫抑制点眼薬やステロイド点眼薬が治療薬として用いられます。ただし、これらの点眼薬では副作用などのリスクも存在するため、春季カタルを含むアレルギー疾患の治療に精通した医師の診療のもと、効果をみながら慎重におこなう必要があります。

春季カタルになりやすい人・予防の方法

春季カタルは、アレルギー体質の人に多く見られます。アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎を抱えている人は、春季カタルの発症リスクが高いとされています。また、春や夏に症状が悪化しやすいことから、季節性の要因も関係していると考えられています。

予防方法としては、アレルゲンとの接触を避けることが重要です。花粉やホコリ、ダニなどが発症の原因になることが多いため、アレルゲンをできるだけ避け、体内に入れないようにする対策が必要になります。具体的にできる予防策としては、空気清浄機を使用するなどして、アレルゲンの除去を心がけることが予防につながります。

また、紫外線に当たることで春季カタルの症状を悪化させるケースもあります。外出時にはサングラスや帽子を使って目を保護したり、日差しの強い日や花粉の多い季節には、できるだけ屋外での活動を控えたりするのも、予防策の1つとなります。


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参考文献

日本眼科学会「アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン(第3版)」

慶應義塾大学病院 医療・健康情報サイト「アレルギー性結膜炎」

公益財団法人日本眼科学会アレルギー性結膜炎

日本アレルギー学会情報サイト重症アレルギー性結膜疾患の治療

配信元: Medical DOC

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