主人公のツバサは鉄道好きで妻と娘と3人暮らし。ツバサが趣味に出かけ、妻が寝不足でのワンオペ中に倒れ意識不明で緊急入院。ツバサは初めて育児に大苦戦し、友人に嘆くと厳しい言葉を浴びせられ反省します。妻の意識が回復し、育児の大変さや任せっきりだったことを謝罪。妻はツバサの変化に驚きますが二人は離婚することに。しかし妻の父が黙っておらず…。
「なぜ私が来たかわかるね?」
自宅で義父に離婚を報告するツバサ。「こうなったのも全て僕の責任です」そう言いかけたところで義父に「謝らなくていい」と言われ唖然。義父は「離婚するなら娘とは縁を切る」と言い出し、ツバサは混乱します。
すると妻のノゾミが「勝手なこと言わないでよ!」と反論。自分たち夫婦の問題であること、お父さんには関係ないことだと言って口論に発展し…。
「いい加減にして!」離婚に口出す父親に腹が立つノゾミ












ツバサさんとノゾミさんの離婚が、親族全体の問題だと怒るお義父さん。ツバサさんが理由を尋ねると、驚きの答えが返ってきました。親族の中で誰一人として離婚しておらず、その一人目が自分の娘になることが恥だと告げられます。離婚の原因を大した理由じゃないだろと切り捨てられたノゾミさんは「偉そうに言われたくない」と言い返すのでした。
お義父さんが離婚を認めない理由は「親族の中で離婚した人間が出るのは恥だから」という“自分の体裁”だったと知り、ノゾミさんが怒りを感じたのは当然のことです。離婚は、当事者が悩み抜き、苦しみ抜いてたどり着く大きな決断です。
本来であれば、親が大切にすべきなのは“外からどう見えるか”ではなく、目の前の娘の気持ちや安全、これからの人生です。子どもが泣きながら選んだ道を、「恥」ではなく “一歩踏み出す勇気” として受け止め、寄り添ってくれる存在であってほしいですね。
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著者:マンガ家・イラストレーター よういち

