カテキンの効果とは?メディカルドック監修医がカテキンのデメリット・過剰摂取すると現れる症状などを解説します。
※この記事はメディカルドックにて『「カテキンを摂取すると得られる5つの効果」はご存じですか?管理栄養士が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修管理栄養士:
中島 三容子(管理栄養士)
一般企業で約20年自動車部品の設計補助業務に従事したのち、栄養士の世界へ。2022年に管理栄養士資格取得後は、国家試験対策教材の制作サポートや食育コーディネートに携わる。また、持続血糖測定の管理事務および保健指導を行い、ひとりひとりの「なんとなくわかっちゃいるけど」に寄り添いアプローチする。
「カテキン」とは?

ポリフェノールの一種で、タンニンと呼ばれる水溶性の苦味・渋味成分の代表格が「カテキン」です。カテキンは、ポリフェノールの中でも白色の色素成分であるフラボノイド系フラバノール類に分類されます。カテキンには複数の種類がありますが、緑茶に含まれる主なカテキン4種類(エピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレート)のうち3種類が日本の化学者により発見されました。茶カテキンが特定保健用食品として許可され市販されるなど、これらの成分のもつ生体調節機能には健康維持や病気の予防に役立つ可能性があるとして注目されており、国内外でさまざまな研究が行われています。
カテキンの一日の摂取量

日本人の食事摂取基準2025年版に、カテキンの摂取量の基準はありません。特定保健用食品の有効性試験として、BMIやコレステロールが高めの健常成人に対し、茶カテキン1日あたり約400~650mgの継続摂取で体脂肪減少やコレステロール値低下がみられたとの報告があります。また、安全性試験として1日あたり約1400mgの茶カテキンを4週間摂取させた結果、有害事象はなかったと報告されています。ただし、食品安全委員会はカテキンの「安全性については、摂取量に関する信頼できるデータが見当たらない。」としており、カテキンを抽出したサプリメントの安全性については今後も十分な検討が必要です。

